くらし 鳥獣被害対策の徹底を 秋は出没増加!

秋は冬を越えるための餌を求めて鳥獣の活動が盛んになります。クマやイノシシを寄せ付けないよう、果樹は早めに収穫するか、収穫しない場合は伐採しましょう。成熟を待っている場合はクマなどが木に登れないよう、トタンを巻くなどの対策をしましょう。

●収穫せずに放置=「無意識の餌付け」!?
特に柿は、クマやイノシシを引き寄せることにつながり、収穫せずに放置しておくことが「無意識の餌付け」になると言われています。柿に限らず、作物は早めに収穫し、残りくずや落ちている実は片付けましょう。

●被害を防ぐ!基本を確認
▽寄せ付けないために
・生ごみや余った野菜、果物を外に放置しない
・ガレージや物置の戸締まりを徹底

▽遭わないために
・鈴、ラジオなど音の出るものを携行
・鳥獣の出没しやすい早朝、夕方の作業は避ける
・単独行動を避け、作業中はこまめに周囲を確認
・「ながおかDメールプラス」などでタイムリーに出没情報を得る

◆県が警戒レベル最高の「クマ出没特別警報」を発表
県内の4月~9月のクマの目撃件数と人身被害者数が過去最多を記録しています。今年はクマの餌となるブナの実が凶作で、今後も市街地などに出没する可能性が高くなっています。被害に遭わないよう、一人ひとりができる対策をしましょう。

問合せ:鳥獣被害対策課
【電話】39・2348