くらし 佐渡市内で特殊詐欺被害が急増
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- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県佐渡市
- 広報紙名 : 市報さど 令和7年8月号
電子マネーで送金して
すぐにATMへ行ってください
あなたの口座が犯罪に使われています
※詳しくは本紙をご覧ください。
■あなたは大丈夫ですか? 危険度チェック
(1)どんな相手からの電話でも、最後まできちんと聞く
(2)気軽に相談できる人が身近にいない
(3)いつも情報収集しているので、だまされない自信がある
(4)健康面の不安、経済的な不安がある
(5)周りの人に迷惑をかけないよう心がけている
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■あなたは大丈夫? 佐渡市内で詐欺被害が急増中!
◇注意! 表紙のチェック結果
(1)~(5)で、当てはまる項目が多い方は、だまされやすい傾向があります
(1)どんな相手からの電話でも、最後まできちんと聞く
在宅中でも留守番電話に設定し、非通知の番号や知らない番号からの電話には出ないようにしましょう。電話の途中でも「関係ありません」とはっきり断り、電話を切りましょう。断ることは失礼ではありません。
(2)気軽に相談できる人が身近にいない
詐欺の犯人は、周囲に相談相手がいない状況をねらっています。
「急いでください」「今だけです」などと迫ってきたら、断りましょう。
(3)いつも情報収集しているので、だまされない自信がある
被害にあった人は「自分だけはだまされないと思っていた」と言います。犯人は“だましのプロ”。新しい手口で巧妙に仕掛けてきます。
「自分もねらわれている」という警戒心を忘れてはいけません。
(4)健康面の不安、経済的な不安がある
多くの人が抱える健康問題や経済的な不安につけ込んでだまそうとします。「甘い言葉には裏がある」と肝に銘じましょう。
(5)周りの人に迷惑をかけないよう心がけている
「家族に迷惑をかけたくない」「自分の失敗を知られたくない」という心理を利用して、周囲に相談させないようにします。「自分も悪いから…」などとためらう必要はありません。必ず相談しましょう。
◇電話やメール、SNSでお金の話をされたら…
(1)あわてず、落ち着いて 相手の会社名や名前を確認
(2)いったん電話を切る(連絡を止める)
(3)お金を用意する前に、家族・親族・信頼できる知人、警察や消費生活センターに相談する
絶対にお金を振り込んだり、手渡したり、送ったりしてはいけません!
◇佐渡警察署 生活安全課からのメッセージ
佐渡市内で、特殊詐欺の被害が増加しています。
電話で「ATMで手続きをすれば、払いすぎたお金が戻る」「電子マネーを購入して番号を教えて」などと言われたらそれは詐欺です!
また、最近では警察を騙り、「あなたの口座が犯罪に利用されている」などと言って捜査を名目にお金をだましとる手口も確認されています。
こうした詐欺の電話の多くは海外から国際電話でかかってきているため、海外からの電話を受ける必要がない方は、国際電話の利用を休止することが対策として有効です。固定電話・ひかり電話が対象で、申込みは簡単・無料です。
詳しくは、国際電話不取扱受付センター(【電話】0120-210-364)もしくは佐渡警察署にお問い合わせください。
佐渡警察署生活安全課 生活安全係 橋本係長
各種詐欺の手口は、佐渡市消費生活センターのホームページに掲載しています。
独立行政法人 国民生活センターが開設している消費者トラブルFAQサイトは相談料や予約なども不要で24時間いつでも利用できます。ぜひご活用ください。
コピーするかメモして、ご自宅の電話のそばに貼っておきましょう
お金の用意をする前に相談!困ったらまず電話!
佐渡市消費生活センター【電話】57-8143
消費者ホットライン【電話】188
佐渡警察署【電話】55-0110
お問い合わせ:市消費生活センター
【電話】57-8143