- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県弥彦村
- 広報紙名 : 広報やひこ 令和7年2月号
令和七年の年頭にあたりご挨拶申し上げます。
令和六年は一月一日の能登半島地震に始まり、弥彦村においては、弥彦総合文化会館公民館改修工事における事故、自動運転バスのトラブルなど、弥彦村としても、激動の1年でありました。
また、住み続けたい街ランキングで県内では弥彦村が一位、新潟県内の観光スポットランキング検索では彌彦神社が一位、新潟県観光地満足度調査で、弥彦温泉が総合満足度二位になるなど注目を浴びております。
一方、私の公約である「35の約束」の最初に書いてある「日本一子を産み育てやすいむらづくり」に掲げる進学準備一時金や、移住施策として「ふるさとカムバック事業」を予算化し、産業面においては「やひこ農業村民会議」を中心に農業と観光の連携や「全国うまいもんフェア」、佐渡金銀山世界文化遺産登録をお祝いする「One More Stay in Yahiko…弥彦でもう一泊」キャンペーンなど、国道289号開通を見据え福島県只見町との物産展を実施するなど、新たな観光客獲得に向けた取り組みも行うことができた一年でありました。
弥彦村らしい自然と伝統は大切にしながらも、変化の時代に適応していかなければなりません。過去の慣習にとらわれず、新しい発想や方法を取り入れることが必要です。窓口DXに代表されるデジタル化や行政の効率化もその一環です。
どんな小さな改善でも、より良い村づくりへの第一歩ですので、積極的に改善提案を行っていきたいと考えています。
令和七年度は、限られた財源の中、子育て施策や移住施策を着実に継続し、さらに農業、観光・商工業を中心に力を入れていきたいと考えています。
そのいずれもが「住民のためになる」「弥彦村の未来を見据えたもの」となるよう、皆様とともに取り組んでいきたいと考えています。
令和七年が皆様にとって実り多い年となり、弥彦村が更なる発展を遂げる年であることを心から願っております。
・弥彦村長 本間 芳之