くらし 地域おこし協力隊の活動報告vol.98

◆『灘浦みかんを地域の誇りに!宇波地区の特産品「灘浦みかん」のブランド化』布施 直樹(ふせなおき)
昨年の4月に着任以来、宇波地域づくり協議会に所属しつつ、地域の活性化と特産品である「灘浦みかん」のブランド力強化に取り組んでいます。
「灘浦みかん」の生産者組織「灘浦かんきつ研究会」の皆さんと共同作業を実施し、ご指導をいただきながら、みかんの栽培技術や産地の現状を少しずつ理解できるようになってきました。また、高齢により管理ができなくなったみかん畑を任され、その中で、新たに有機質肥料の利用や農薬の低減といった取り組みを試験的に行いました。販路の拡大として収穫体験や、直売所への出荷にも取り組みました。その過程で、生産体制や出荷期間、販売体制など、抱えている課題も明らかになってきたところです。
宇波地域づくり協議会でも、より「灘浦みかん」に愛着を持っていただけるように、各家庭にみかんの苗木を植えてもらう働きかけや、能越自動車道灘浦ICから富山湾へに向け地区内を通る県道70号線沿いの土地にみかんを植えるシンボルロード整備について計画しています。