くらし ~自分の命を守るために~ 災害に備えた避難行動を!

皆さんの記憶に新しい「令和6年能登半島地震」をはじめ、毎年のように全国各地で大規模な自然災害が頻発しています。災害発生時に大事なことは、自分や家族の命は自分自身で守ることです。これから出水期を迎えるにあたり、今一度、家族と一緒に防災について考え、適切な避難行動がとれるように心がけましょう。
避難情報は、災害の種類や規模などの状況に応じて、防災行政無線、緊急情報メール、市公式LINE、市HP(ホームページ)、みらーれTVの緊急L字放送等で、適宜お知らせします。

◆避難先を検討しましょう!
避難とは「難」を「避」けること、つまり安全を確保することです。災害時に危険な場所にいる人は、避難することが原則です。早めの避難を心がけましょう。一方、安全な場所にいる人は、指定緊急避難場所に行く必要はありません。夜間の移動や大雨等で既に浸水している場合などは、避難すること自体が危険を伴います。そのような場合は、自宅のできるだけ上の階や、近くにある頑丈で高い建物など、より安全なところに移動するなどの状況に応じた行動をとってください。
また、昨年からの新たな取り組みとして、短時間の一時的な荒天や局所的な土砂災害警戒情報の発表が想定される場合は、日中のうちから早期の避難を促すため、必要に応じて市役所および宇奈月サービスセンターを早期避難所として開設しますのでご活用ください。

◆あわてず冷静に行動するため日頃からハザードマップで確認を!
ハザードマップとは、自然災害による被害の軽減や防災対策のために作成されたもので、被災想定区域や指定緊急避難場所、避難経路などが示された地図のことです。ハザードマップを活用し、次の点にご留意願います。
・自宅や勤務先の最寄りの指定緊急避難場所がどこにあるのか、確認しておきましょう。
・最寄り以外にも、複数の指定緊急避難場所の位置を確認しておきましょう。
・大きな川や崖の近くを避けるなど、安全な避難経路を考えておきましょう。
また、ハザードマップの想定を超える災害が発生する可能性があることを認識して、より安全な避難を心がけてください。

・災害情報ポータルサイト(市HP(ホームページ))
指定緊急避難場所やハザードマップなどの防災情報を確認できます。

◆警戒レベルととるべき行動

◆非常時の持ち出し品のチェックを!
ご自身に必要なものを持参することで、避難先での不便さをある程度解消できます。普段から持ち出しができるものはまとめておきましょう。また、定期的に食料品の賞味期限などをチェックすることも大切です。

◇持ち出し品リスト
・食料や飲料水
・スマートフォン、携帯電話
・モバイルバッテリー
・常備薬(お薬手帳など)
・懐中電灯
・戸別受信機、防災ラジオ
・体温計
・着替え
・タオル
・寝具(毛布など)
・衛生用品
・スリッパ
・マスク
・アルコール消毒液 など

◆困ったときの連絡先
・指定緊急避難場所・指定避難所に関すること
防災危機管理班【電話】54-2112

・河川の氾濫や道路に関すること
道路河川課【電話】54-2644

・水道の断水に関すること
上下水道工務課【電話】54-2668

・停電に関すること
北陸電力送配電(株)【電話】0120-83-7119

・農地や水路など農業用施設に関すること
農業水産課【電話】54-2603

・林道に関すること
農林整備課【電話】54-2604

・罹災証明書に関すること
福祉課【電話】54-2502

・災害時のゴミ出しに関すること
市民環境課【電話】54-2501

問合せ:防災危機管理班
【電話】54-2112