文化 夜空を焦がす炎に魅せられて 能登島向田火祭

県指定無形民俗文化財で、日本三大火祭りの1つとされる能登島向田の火祭が開催され、夜空へ届かんばかりに燃え上がる柱松明(たいまつ)が人々を魅了した。
壮年団員らが担ぎ上げた神輿(みこし)を先頭に奉燈5基が広場を周回した後、地元住民や「祭りお助け隊」のボランティアらが手松明を振り回し、柱松明の周りを練り歩いた。
笛の合図で手松明が投げ込まれると、柱松明は瞬く間に燃え盛り、豊漁を意味する海側に倒れると、その迫力に歓声が上がった。