くらし 市民と市政の歩み まちづくり・市民の活躍(3)

■能美市公共ライドシェア「ノルノミ」出発式
モデル地区10町会で始動

3月24日、国造コミュニティセンター駐車場で能美市公共ライドシェア「ノルノミ」出発式を開催しました。
「ノルノミ」は、買い物や通院など生活に欠かせない移動手段を確保するため、のみバスを補完する新たな移動サービスとして、市民の自家用車を活用した有償運送を提供するものです。
法定講習を受けた住民ドライバーが平日午前9時から午後4時に、所定のコース・乗降場所・ダイヤで運行します。モデル地区として選定された国造地区周辺10町会の住民は、辰口・寺井地区の商店集積地までの往復に利用することができます。利用には電話かLINEで前日までに予約が必要で、片道1回「のみバス回数券」5枚で利用できます。
出発式では、関係者によるテープカットの後、参加者たちに見送られ初の利用者を乗せた車が出発しました。井出市長は、「今後、市内全域に拡大できるようモデル地区での意見を聞きながら改善を図る。全国のモデルケースになるようにしていきたい。」と挨拶しました。

■大浜町学習等供用施設 改修工事完了
防衛省・県・市の補助金を活用

3月14日、大浜町学習等供用施設の改修工事が完了しました。これまでの施設は築40年が経過し、老朽化していたため、防衛省補助金(民生安定助成事業)や県・市の補助金を活用し、改修工事を行いました。
今回の改修工事では、外壁や屋上防水シートを改修したほか、空調設備更新、トイレの洋便器化などの利便性向上が図られました。

■福岡小学校の夜間照明施設がLED照明に
日本スポーツ振興センター助成

福岡小学校グラウンドの夜間照明施設の改修工事が完了し、4月1日から利用が可能となりました。
今回既存の照明施設6基をLED照明に改修したことで、CО2削減による地球温暖化対策を図るほか、グラウンド全面を照らせるようになり、多種目の競技で利用しやすくなりました。

施設利用問合せ:根上体育館
【電話】55-2896

■金沢学院大学との連携推進会議を開催
7つの事業成果の共有と今後の連携を確認

3月24日、市が包括連携協定を結ぶ金沢学院大学・金沢学院短期大学との連携推進会議を開催しました。
市内小学生を対象とした朝食の栄養バランスを考える食育事業や、学生が「古墳カード」を企画・デザインし古墳PRに取り組んだ賑わいイベントなど、令和6年度に実施した7事業の成果を共有し、次年度に向けた展開などについて協議しました。
井出市長は「学院大生のアイデアから実現した能美根上駅ワークスペース「ノミスタ」が多く利用されている。今後も学生との意見交換の機会を設けたい」と述べました。

■男女共同参画プラン見直しの答申式
第2次能美市男女共参画プラン

3月19日、男女共同参画審議会会長を務める金沢大学の眞ま鍋なべ知とも子こ教授から第2次能美市男女共同参画プランの見直しについて答申を受けました。
3月8日に公表された「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」で、石川県の共働き家庭の家事・育児時間の男女格差が全国で最も開いた結果となりました。井出市長と眞鍋教授はこの結果を受け、女性活躍を推進するための取り組みについて意見交換を行いました。眞鍋教授は「男女共同参画を推進するためには、着実に、地道に進めていくことが大切だ」と述べました。

■東大学園祭「五月祭」に出店し能美市をPR!
東大生が移住プロモーション促進策を提案

3月25日、市役所で令和6年度東京大学フィールドスタディ型政策協働プログラムの能美市担当学生4名が「大都市圏から能美市への若者の移住促進に向けたシティプロモーション施策」と題し、能美市へ提案しました。
短期施策としては、今年5月に開催される学園祭「第98回五月祭」にPRブースを出店すること、長期施策としては、オンラインコミュニティなど移住者と地域をつなぐ施策、大学生を対象とした長期インターンシップなどが提案されました。
1年間の活動を通じて、学生4名には、能美市への愛着が生まれ、深まりました。

「第98回五月祭」について
今年の五月祭は、5月24日(土)・25日(日)、東京大学本郷・弥生キャンパスで開催されます(能美市PRブースの場所は、正門そばのガラス棟内予定)。例年、400あまりのブースが出店し、2日間で大学生や家族連れなど10万人以上が来場する一大イベントです。
学生4名と市職員が能美市をPRします。
(当日のサポートボランティアも募集します。詳細は広報広聴課(【電話】0761-58-2208【メール】[email protected])までお問い合わせください。)