- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県美浜町
- 広報紙名 : 広報みはま 令和7年11月号 No.658
■町の水道課題を解決するために 美浜町上下水道事業経営検討委員会を開催
9月22日に、上下水道事業経営検討委員会を町役場で開催しました。
当委員会は、人口減少に伴う料金収入の減少や施設の老朽化に対応するため、将来にわたり安定した上下水道の経営を継続していく施策について検討することを目的に設置されたものです。委員は、学識経験者や町議会議員、各種団体の代表等10人で構成されています。
会議では、委員に委嘱状が交付され、町の担当者から上水及び下水道事業の現状と課題について報告されました。委員長の福井工業高等専門学校非常勤講師の奥村充司氏は「私たちにとって水道と下水道はなくてはならないもの。この委員会で、専門的な知識や町民の目線での率直な意見をいただき、安心して水を使い続けるためにどうするべきか皆さんと一緒に考えていきたい」と話されました。
今後、委員会では2カ年をかけて町の上下水道施設の経営状況を把握し、水道事業の総合的な計画である「水道ビジョン」の改定や上水道と旧簡易水道の料金の一元化、上下水道の経営戦略の見直しを図り、長期的に安定した経営を目指していきます。
お問い合わせ先:町上下水道課(担当・今村)
【電話】32-1341
■産業団地に6社目の企業進出 田中紙管株式会社と「若狭美浜インター産業団地進出に関する協定」を締結
9月26日に、町と田中紙管株式会社が「若狭美浜インター産業団地進出に関する協定」を町役場で締結しました。
同社は、大阪府八尾市に本社を置き、糸製品やフィルム等を巻き取るための紙管等を製造している会社で、同社製造の繊維用紙管は国内トップクラスのシェアを誇っています。
今回の産業団地への進出は、これまで県内の製造拠点としていた同社敦賀工場の拡大移転先として、敷地面積が広く、製品の運送アク9セスが良い同産業団地に新工場を建設するもので、同産業団地に進出する企業としては6社目となります。
新工場は、令和8年秋頃に着工、令和9年秋頃から操業を開始し、当町及び近隣市町の新規卒業者を雇用していく予定です。
調印式で戸嶋町長は「高品質紙管の生産を通じて、日本のモノづくりを支えられ、人や地域を大切にされている企業に進出してもらい、大変心強い。町の一員として、まちづくりにさまざまな形でお力添えをいただきたい」と話し、田中紙管株式会社の田中誠司社長は「産業団地に進出することができて、感謝している。これから町に仲間入りできるように頑張ってまいりたい」と話されていました。
お問い合わせ先:町産業政策課(担当・芝井)
【電話】32-6706
