- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県美浜町
- 広報紙名 : 広報みはま 令和7年11月号 No.658
■特別会計
特別会計とは、特定の事業を行うために一般会計とは別に設けられている会計のことで、それぞれの会計が独自で収入・支出の経理をしています。町の特別会計は全部で8会計で、それぞれの決算額は次のとおりです。

■企業会計
企業会計は、地方公営企業法の適用を受けて設置する会計で、町には、上水道事業会計と下水道事業会計があります。

(※1)上水道事業会計の資本的収入額が資本的支出額に不足する額は、過年度及び当年度損益勘定留保資金で補てんしました。
(※2)下水道事業会計の資本的収入額が資本的支出額に不足する額は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、引継金、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金で補てんしました。
■原子力発電所の立地に伴う交付金の活用状況
町には、原子力発電所が立地していることにより、国や県から「電源立地地域対策交付金」や「原子力発電施設等立地地域基盤整備支援事業交付金」等が交付されています。
町では、これらの交付金を活用して次のような事業を実施しました。

■美浜町の財政状況は健全です
「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」では、4つの財政指標と、公営企業会計(美浜町では、上水道事業、下水道事業、簡易水道事業、産業団地事業、住宅団地事業が該当)の資金不足比率で、自治体の財政状況をチェックすることになっています。
令和6年度の決算に基づく算定の結果、美浜町はいずれの指標も財政状況の悪化を示す基準値を下回っており、健全な財政が保たれています。

▽各指標の説明
(1)実質赤字比率
一般会計等(美浜町では一般会計、診療所事業、道路用地取得事業)の赤字から財政運営の深刻度をみる比率。美浜町では、一般会計等決算の実質収支(※3)が黒字となるため、比率は表記されません。
(2)連結実質赤字比率
すべての会計の赤字から財政運営の深刻度をみる比率。美浜町では、全会計の実質収支が黒字となるため、比率は表記されません。
(3)実質公債費比率
借金の返済負担の重さを示す比率。
(4)将来負担比率
町が抱える負債の残額から将来財政への圧迫をみる比率。
(5)資金不足比率
公営企業会計の資金不足額から経営状況の深刻度をみる比率。美浜町では、5会計とも資金不足がないため、比率は表記されません。
(※3)歳入総額から歳出総額を差し引き、更に、次年度に繰り越して行う事業に必要な財源を差し引いたもの。
■令和6年度の主な事業
▽庁舎改修事業
[事業費]5億5,807万円
竣工から30年以上が経過した庁舎の安全性及び利便性を向上させるため、大規模な改修工事を実施しました。
工事では、屋上の防水加工及び外壁タイル等の改修を実施したほか、来庁者が利用しやすいように、庁舎内のレイアウトの変更や総合案内の設置等、庁舎内部の改修を実施しました。
▽みはまシナプスプロジェクト事業
[事業費]1億6,860万円
JR美浜駅から生涯学習センターなびあすまでの「にぎわいゾーン」において、美浜らしいにぎわいを創出するため、交流拠点となる交流センターを整備しました。
名称:美浜町にぎわい交流センター 美浜未来(これから)想作所 まほら
所在地:郷市第27号16番地の1
構造:木造2階建て
延べ面積:256.61平方メートル
