- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県富士川町
- 広報紙名 : 広報ふじかわ 令和7年11月号
■実質公債費比率0.5%減 将来負担比率7.3%減
町の令和6年度の指標は、借入金の返済額が減少傾向にあることや、借入金の抑制により地方債残高が減少したことなどが要因となり、前年度と比較すると実質公債費比率は0.5%の減少、将来負担比率は7.3%の減少と改善されています。すべての指標で国の基準の範囲内でしたが、今後も財政健全化に努めていきます。
◆富士川町の健全化判断比率、資金不足比率

※「―」は、(1)(2)において赤字額がないことを示しています。
(5)においては、対象となる全ての会計で資金不足がないことを示しています。
※(5)対象会計:水道事業会計、簡易水道事業会計、下水道事業会計、箱原農業集落排水事業特別会計
◇財政の健全化を示す5つの指標
(1)実質赤字比率
一般会計などの赤字の程度を指標化し、財政運営の深刻度を示すもの。
(2)連結実質赤字比率
すべての会計の赤字・黒字を合算し、町の赤字の程度を指標化したもの。
(3)実質公債費比率
借入金の返済分などの大きさを指標化し、財政負担を見るための比率。
(4)将来負担比率
町の借入金や将来支払っていく可能性のある負債分を指標化し、将来の負担を示すもの。
(5)資金不足比率
公営企業の資金不足を、公営企業の事業規模である料金収入の規模として比較して指標化し、経営状況を把握するものです。
■将来負担比率(将来の負債の指標)は減少しています
~令和4年度に行ったシミュレーションとの比較~

令和4年度に将来負担比率のシミュレーションを行った結果、令和11年頃まで増加していくことが予想されました。しかし、令和6年度の決算の結果も予測値より大幅に減少し、町の財政が予測値より改善されていることが示されました。
これは、普通建設事業費が減額したことに伴う地方債借入額の減少により、地方債残高が予測値より減少となったことなど、町の皆さんのご理解とご協力によるものです。
問い合わせ:財務課 財政担当
【電話】22-7201
