くらし シリーズ 防災

■「まさか」は必ずやってくる!
家族みんなで食べて備える防災対策

近年、災害の発生が増えています。いつ起きてもおかしくない災害に備えて、食料備蓄をしていますか?食は生きる力の源となります。災害時でも栄養バランスのよい食事を取れるよう、備蓄に取り組みましょう。

◇災害時に起こる「食」の困りごと
・食料が不足し、食べるものが偏る
・水分が不足する
・前を向いて生きていく体力や気力が失われる
・口内炎や便秘、倦怠(けんたい)感、脱水症状、慢性疾患の悪化

◇消費しながら備蓄する、ローリングストックを知っていますか?
ローリングストックとは、普段から使う食料や日用品を少し多めに備蓄しておき、日常の消費で減った分だけ定期的に補充していく方法です。物流が止まった時や外出を控えたい時だけでなく、自身の体調不良や家族の看護等で身動きができない時も役立ちます。
非常食は非常時に食べるものではなく、「いつもの食事」の延長です。食べなれた食事は、心の拠り所となります。備蓄品を日常的に使い続けることで、いざという時に生きる本当の備えになります。

◇3STEPでローリングストックをやってみよう
STEP1:備える
食品を備蓄しましょう。缶詰・乾物などは、普段の食事でも災害時でも大活躍します。
STEP2:食べる
賞味期限の古いものから食べましょう。普段から食べ慣れておくと、いざという時も安心です!
STEP3:補充する
食べた分の食品を買い足しましょう。食べてみて「次も食べたい」と思ったものは、災害時でも食べることができます。反対に、好みに合わないものは別の食品を買い置きしましょう。


引用:災害時に備えた食品ストックガイド

◇大切なことは家族で見える化
ローリングストックでは備えることに目が行きがちですが、備えること以上に消費することが肝心です。備えるものや備えた場所、食べ方、消費期限は家族みんなで共有し、いざという時においしく食べられるように、普段の生活にローリングストックを取り入れましょう。

問合せ:福祉保健課 保健係
【電話】25-4000