- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県伊那市
- 広報紙名 : 市報いな 令和7年4月号
令和7年度 特徴的な事業
「『時代の変化に対応する地方都市のトップランナー』~課題解決で目指す森と学びのまちづくり~」の実現に向けた令和7年度一般会計当初予算の中から新たに取り組むもの、拡充するものを中心に挙げています。
■1.新たなまちづくり関連施策
▽官民共創の新しいまちづくり協議会による事業の推進
465万円
暮らしの中で生涯にわたり学び続けられる地域を目指して、市民一人一人が主体として参画した新しいまちづくりに取り組みます。
■2.CO2削減、再生可能エネルギー、環境関連施策
▽伊那から減らそうCO2‼促進事業(地域脱炭素移行・再エネ推進交付金事業)
2億1,495万円
CO2の排出削減を図るため、個人や法人の屋根置き太陽光発電設備やペレットストーブ、ペレットボイラーの設置を支援します。
▽省エネルギー施設導入の支援
3,000万円
エネルギー価格の高騰が続く中、中小企業の持続的な生産性向上と脱炭素化を推進するため、LED照明等の省エネルギー施設の導入を支援します。
▽市有林の主伐・再造林
2,662万円
森林の多面的機能を発揮させるため、主伐・再造林による市有林の整備を行います。
■3.移住定住・人口増関連施策
▽いな住まいる補助金の拡充
1億9,710万円
若年世代の定住を促進するため、市内での住宅新築等に対して、最大150万円を引き続き補助します。宅地開発への補助は対象を拡充し、支援します。
■4.福祉関連施策
▽高遠第2・第3保育園建設事業
4億7,139万円
既存園舎を解体した跡地に新園舎を建設します。
▽軽作業援助サービスの充実
338万円
ごみ出し援助について所得要件を廃止し、対象を拡充します。
▽産後ママリフレッシュ事業
132万円
産後の母親の心身の回復と交流を図るため、産後1カ月から4カ月のママ達に向けた、育児相談やリフレッシュの機会を創出します。
■5.産業振興関連施策
▽創業支援事業補助金
包括公募型補助金1,530万円の内数
市内で新たに創業する事業者等に対し、事業所整備費等を支援します。中心市街地や45歳までの創業等には、補助基本額に加算した支援を行います。
▽奨学金返還支援事業の拡充
1,210万円
UIJターンによる地方就職の促進を図るため、30歳未満で市内から通勤している方への奨学金返還支援を拡充します。(年間上限額の増、対象事業所の拡大など)
■6.社会インフラ整備
▽舗装修繕事業の集中施工
7,550万円
舗装の老朽化に対する地元要望に対応するため、舗装修繕の予算を増額し、集中的に対応します。
■7.教育関連施策
▽美原防災スポーツセンター(仮称)建築工事
11億9,000万円
竜東地区の大規模な屋内運動施設として美原防災スポーツセンター(仮称)を整備します。令和8年度までの2カ年事業で、建築工事の総額は14億円を予定します。
▽国民スポーツ大会競技会場の改修
1億6,081万円
令和10年(2028年)の信州やまなみ国民スポーツ大会のソフトボール競技会場となる美すずスポーツ公園運動場、富士塚スポーツ公園運動場、伊那ニッパツ野球場の改修工事を実施します。
▽学校給食食材費補助
3,120万円
物価高騰により給食食材等が値上がりしている状況において、学校給食の質と量を維持するため、学校給食会計に対して、食材、原材料の値上がり分を引き続き補助します。
▽不登校等児童生徒に対するNPOと連携した支援・協議会の設置
1,032万円
NPO法人と連携し、不登校やひきこもりの児童生徒への生活習慣の形成や学習を支援します。また、協議会を設置し、学校等との情報共有や連携を強化します。
▽小学校における理科専科講師の任用
333万円
理科専科講師の配置がない学校に、兼務の理科専科講師を配置し、児童の学力や探求心の向上、教員の負担軽減を図ります。
▽学校登山の充実
254万円
生徒の状況に合わせた宿泊・日帰り等の選択ができるよう、引率者、ボランティアを増やします。
▽民間のプールを活用した小学校の水泳授業開始
129万円
民間のプールを利用し、インストラクターが指導を補助する授業を実施します。本年度は富県小学校を対象に実施します。
▽「森と学び」の実践
29万円
夏休み期間中に市民の森や鳩吹公園ぽっ歩館で「森の自習室」を開催します。また、不登校の児童生徒を対象にした「森の教室」を開催します。
■8.防災関連施策
▽市街地における水路等の改修工事
1,905万円
老朽化の影響等で災害の発生が懸念される水路や兼用側溝などの改修を進めます。
※予算額は、万単位で表示するため、万単位未満の端数は四捨五入して表示しています。
問合せ:財政課 財政係