くらし 飯山のニュース

■雨の中 会場を彩る
第19回いいやま灯篭まつりを開催
8月11日、今年で19回目となる「いいやま灯篭まつり」を本町商店街周辺で開催しました。
当日は、降雨の影響により、飯山小学校の児童による鼓笛隊パレード、ダンスイベント「IIYAMA DANCE FES!!(イイヤマダンスフェス)」、癒しの演奏、いいやまスノーワンダーランドなど一部のイベントが中止となり、規模を縮小しての開催となりましたが、本町アーケード内に約2000個の灯篭が並べられるなど、灯篭が雨に濡れないための工夫も施され、会場を鮮やかに彩りました。
また、いいやま灯篭まつりの一環として、飯山高校美術部の生徒が中心となり、飯山駅の空間に飾りつけを行う「飯山駅空間演出」と、高橋まゆみ人形館、子ども館きららでも灯篭の演出があり、多くの人で賑わいました。

■2050年のゼロカーボンに向けて
城南中学校普通教室断熱改修ワークショップを開催
8月6日と7日の2日間、(公財)長野県建築士会、飯山市建設業協会、飯水岳北建設労働組合のご協力のもと、城南中学校普通教室断熱改修ワークショップを実施しました。
このワークショップは、2050年のゼロカーボン達成に向けた取り組みの一環として企画され、ワークショップを通じて断熱の重要性や改修の内容について広く周知することを目的としています。
当日は、城南中学校の生徒とその保護者、一般参加者を含む約30名が集まり、教室の天井裏と南側の壁に断熱材を敷き詰める作業や、内窓の設置など実践的な作業を体験しました。
今後、断熱化した教室と、断熱化していない教室を比較し効果の検証を行う予定です。

■施設の幅広い活用を
千曲川河畔納涼花火大会に市営飯山シャンツェを開放
8月14日、飯山商工会議所が主催する「千曲川河畔納涼花火大会」に合わせ、市営飯山シャンツェの無料開放を行いました。
この取り組みは、令和10年(2028年)に開催する国民スポーツ大会ジャンプ競技の会場として決定したことを受け、施設の幅広い活用を目的とした研究の一環として企画したものです。
当日は、市営飯山シャンツェのブレーキングゾーン(施設下部)を、午後7時から午後9時までの2時間にわたり開放し、約100名の来場者が花火を観覧しました。
開放されたブレーキングゾーン内の観覧場所では、寝ころびながら花火を見る方など、思い思いに花火を楽しんでいました。

■「いいやまライトダウンスターウォッチングの集い」を開催
8月22日、戸狩温泉スキー場で「いいやまライトダウンスターウォッチングの集い」と題し、講演会および観望会を開催しました。
講演会では、長野高専教授で「長野県は宇宙県」連絡協議会代表の大西浩次先生を講師にお迎えし、「いいやまで『この夏の星を見る』」をテーマに講演いただきました。大西先生は、昔と今の宇宙観の違いや、観光の視点からみた星空観察の魅力についてお話しいただきました。
引き続き行われた観望会では、大西先生による星空解説を受けながら、参加者は夏の星空を楽しみました。また、天体望遠鏡による星の観察も行われ、普段肉眼では見ることのできない星々の姿を間近で堪能しました。

■秋に備えてツキノワグマの生態や被害防止対策を学ぶ
ツキノワグマに関する講演会を開催
8月30日、飯山市文化交流館なちゅらで、農学博士であり長野県クマ対策員を務める瀧井暁子さん(NPO法人信州ツキノワグマ研究会)を講師にお迎えし「ツキノワグマに関する講演会」を開催しました。
この講演会は、秋に増加するツキノワグマの出没に備え、ツキノワグマの生態や正しい被害防止対策を学ぶことを目的に開催され、約150人が参加しました。
講演の中で瀧井さんは、「引き寄せない、滞在させない、出会わない」をキーワードに「クマと人との適切な距離を保つことが大切。私たちの努力でクマを人里に近付きにくくすることができます」と具体的な対策について解説いただきました。

■地域に開かれた学びの場へ
城北小学校 新校舎竣工式・内覧会を開催
8月23日、飯山市立城北小学校の新校舎竣工式を開催しました。
竣工式には、城北小学校建設に携わった関係業者や教育関係者のほか、市議会、区長会、PTAなどの関係者約60名が参列。式典に先立ち、各団体等の代表者によるテープカットも行われました。
式典の挨拶で江沢市長は「子どもたちの豊かな学びと成長を支えるとともに、地域の皆さまとのつながりを一層深め、開かれた学校づくりに力を入れていきたい」と述べ、新校舎での学びに期待を寄せました。
また、8月28日には一般市民向けの内覧会を開催し、1000人を超える方々が来校しました。参加者からは「木をふんだんに使っていて、温かみがある」「ブックメディアラウンジが開放感があって心地良い」など新校舎に対する高評価の声がありました。