- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県東御市
- 広報紙名 : 市報とうみ 2025年4月号
クルミ黒斑細菌病は、早期の落葉や落果により、減収や品質低下を引き起こす病害で、国内では植物防疫法により「重要病害虫」に指定されています。
長野県が発生状況を調査したところ、5月上旬頃が葉への初発期で、その後、果実発病が多くみられ、果実感染は7月下旬頃まで起こることがわかりました。クルミ黒斑細菌病の発生を予防するため、
(1)4月下旬、
(2)5月上旬、
(3)5月中旬、
(4)6月上旬、
(5)7月上旬に、ICボルドー66Dの50倍希釈液を散布してください。特に重要な防除時期は4月下旬~5月です。地域全体で防除を行うことで発病が効果的に抑えられるため、自宅の庭にクルミの樹がある方も薬剤散布をお願いします。
また、7月上旬以降にも、ICボルドー66Dの50倍希釈液を散布すると、クルミ炭疽病に対しても防除効果が期待できます。この時期の薬剤散布にもご協力をお願いします。
防除に使用する動噴の貸出、または委託散布は、JA信州うえだ(【電話】62-3322)で行っていますので、希望される方はご相談ください。
問い合わせ先:農林課 農政係
【電話】64-5894