くらし 町が発行する文書や戸籍がより分かりやすくなります

~住民票などの文字が標準化され、戸籍に振り仮名が記載されます~

国は、これまで全国の自治体が個別に構築、運用、管理してきた業務システムの統一、標準化を進めています。その一環として、令和7年7月から小海町の主な業務システムで使用する文字が国で作成しました「行政事務標準文字」に変更されます。
これにより小海町が発行する住民票、各種証明書や町民の皆様へお送りするお知らせなどに書かれているお名前や住所の字体や字形が、一部これまでのものと変わることがあります。
今まで自治体ごとにコンピューターで管理する文字が異なるため、効率的な行政サービスの実施や大規模な災害発生時の迅速な対応などの妨げになってきました。国は、この状況を解消し、来るべきデジタル社会に適応した事務処理を実施できるよう、統一規格である「行政事務標準文字」を導入して全ての自治体が同じ文字を使えるようにしました。
字体や字形が変わる例を以下にお示しします。
部首の大きさ、曲げはねの違い、一部の長さの違いなど、デザインの差(「字形」の違い)の範囲内で変わる場合があります。漢字の骨組み(「字体」の違い)は変わりません。
町では町民の皆様のサービス向上に注力し、新たなサービスの迅速な展開を可能とすることを目指し、更なるデジタル化の推進を図ってまいります。
また、前号の広報こうみでもお知らせしましたが、町から8月頃に戸籍の振り仮名に関する通知が送付されます。訂正のある場合は、町に届出をしていただき、訂正の作業を行った後、最終的には来年6月頃から振り仮名が記載される見込みです。
ご不明な点等がありましたら小海町役場総務課窓口係【電話】92-2525までお問い合わせください。