くらし 見た目は綺麗でも… 特定外来生物「オオキンケイギク」を駆除しよう

海外から持ち込まれた外来生物のうち、自然の生態系に悪影響を及ぼす危険がある動植物のことを特定外来生物といい、栽培や運搬、販売のほか、野外に放つことなどが禁止されています。

◆日本に昔からある植物を守るために
オオキンケイギクは、道路わきや駐車場、庭など市内のさまざまな場所に生息しています。
かつては、道路ののり面に利用されたり、ポット苗として販売されていました。
しかし、繁殖力がとても強く、一度定着すると、もともと国内にあった草木を生育できなくしてしまうことから、平成18年に特定外来生物に指定されました。

◆オオキンケイギクの特徴は
例年、5~7月頃に黄色い鮮やかな花が咲き始めます。花が落ちる9月頃までにたくさんの種子ができ、翌年にまた花を咲かせます。
花が落ちた後では、オオキンケイギクと特定することが難しいため、花が咲いている間に駆除することが大切です。

◆駆除の仕方に注意
オオキンケイギクは多年草のため、根が残るといつまでも生えてきます。また、種子が地面に落ちると、土の中で何年も生き残ります。
根本から株ごと引き抜き、種子を飛ばさないよう袋に入れて密封し、枯らしてから燃えるごみとして集積所へ出してください。
・根本から抜き
・密封して枯らし
・燃えるごみで

問合せ:花と緑と水の課
【電話】22-1126