文化 ふるさと再発見!! 歩く博物館

富士宮市は、数多くの文化財が点在する歴史のまちです。まちの魅力的なスポットを訪ね歩き、身近に見て・触れて・感じてみませんか。

■[大宮東地区]棹地稲荷神社
棹地稲荷神社は、JR富士宮駅の北側にある神社で、宝永3(1706)年創建とされています。
かつては、御殿町に祀られていましたが、昭和7(1932)年に大宮町大火※が起こったため、区画整理が行われ、昭和9(1934)年に現在地へうつされました。
明治維新の際に、土地測量に用いた棹を奉納したことが神社の名前の由来であるとされ、測量に用いた棹を祀る例はあまりないことからも、珍しい神社といえます。
当初は五穀豊穣を祈る稲荷神社の神様である「宇迦御魂之神」が祀られていましたが、その後、疫病退散を祈る天王神社の「須佐之男命」、商売繁盛を祈る恵比寿神社の「事代主神」も祀られるようになりました。
現在、それぞれの神社の例祭が、2月・7月・11月に行われており、2月の初午祭では区民から五色の幟が奉納されます。
※ 富士山本宮浅間大社の東側から現在の大宮町、中央町、富士宮駅あたりまでの15町を巻き込んだ大火事。約1,100戸が全焼したとされる。

初午祭の時期は、市内にある他の稲荷神社でも、幟の立つ場所が多くあります。
・広報ふじのみや1月号蔵屋敷稲荷の紹介
※二次元コードは本紙26ページをご覧ください

◆歩く博物館 H東コース《大宮東地区》旧大宮町東地区をコース
市役所6階文化課、出張所または市公式ウェブサイトなどにあります。
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◆歩く博物館ガイドブック
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問合せ:文化課
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