- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県菊川市
- 広報紙名 : 広報菊川 令和7年1月号
長いようで短い20年。皆さんはどんな20年を過ごしてきたでしょうか。
ここでは、市内で暮らす4人の皆さんに菊川市誕生当時のことや、20年間の思い出などを、ご自身の20年前の写真とともに、それぞれ振り返っていただきました。
■Interview
◇小澤 陸空(りく)さん(西嶺田)
菊川市誕生当時の思い出は?
菊川市と同い年の私
私は2004年生まれで、当時生まれたばかりでした。菊川市が私と同い年であることは、小学生の頃、学校で市制施行10周年をテーマに作文を書いたことで初めて知りました。何を書いたかはもう覚えていませんが、「菊川市が誕生したのは結構最近のことなんだな」と感じたのを覚えています。
この20年間を振り返って
地域に支えられ「プロジェクションマッピング」を実施
小さい頃から、地区のお祭りなどに参加していましたが、高校生の頃、市民協働センターへ出向き、地域との関わりが広まりました。特に、高校2年生の頃、自ら赤レンガ倉庫でプロジェクションマッピングを企画した時は、学校の先生を始めたくさんの人が協力してくれました。単なる好奇心で始めた企画でしたが「自分の要望に応え、支えてくれる人がこんなにもいるんだ」と地域の温かさを実感しました。現在は、社会人2年目で実家に住んでいますが、仕事の都合で菊川を離れることがあるかもしれません。そうなったとしても、支えてくれた仲間のいる菊川に必ず戻りたいと思っています。
菊川市誕生当時の思い出は?
県外へ出てもお祭りには欠かさず参加
私は当時、県外の大学でスペイン語や中南米の文化などを学んでいました。小学生の頃、菊川市の国際交流協会の事業に参加し、外国籍の人と交流したり海外に行ったりと多文化に触れる機会が多く、海外に興味を持ったことがきっかけです。県外へ出ても、大好きな地元のお祭りには毎年欠かさず参加していました。
この20年間を振り返って
個性を大切にこの地で暮らし続ける
大学卒業を機に、再び故郷へ戻ってきました。社会人1年目から、障がいのある人を支援する東遠学園で17年間働き続けています。菊川で出会ったタイ人の夫と結婚し、現在2児の子育て中。何年経っても変わらない菊川の豊かな自然や、たくさんの繋がりがある地元で子育てできるのはとても安心です。これからも出会う人と個性を大切にし合いながら、この地で暮らし続けていきたいです。
◇小林 凉子(りょうこ)さん(川西)
菊川市誕生当時の思い出は?
新しい出会いにワクワク
当時私は、2人の子育てをする傍ら、放課後児童クラブの職員や、小笠町男女共同参画プラン策定委員を務めるなど、地域によく顔を出していました。合併を機に、その繋がりから、それまで関わることのなかった菊川町の人たちと関わるようになりました。当時、新しい出会いにワクワクしていたことを覚えています。
この20年間を振り返って
子ども達の笑顔があふれる菊川へ
菊川市誕生後、放課後児童クラブは全小学校に併設され、子育て支援が充実しました。また、地区センターが小笠地域の全地区に新設。声を掛けていただき、小笠東地区コミュニティセンター「くすりん」に5年間、事務長として勤務しました。資格や経験など特にない私ですが、自分にも地域のためにお手伝いができたことが嬉しかったです。現在、2人の子どもは家庭をもち、私には4人の孫がいます。そして、今でも勤めている児童クラブでは、どの小学校の子も変わらず、やんちゃでのびのびと過ごす姿に日々元気をもらっています。この先も、子ども達の笑顔があふれる菊川であるように、地域の子ども達を見守っていきたいです。
◇池田 正(ただし)さん(政所)
菊川市誕生当時の思い出は?
菊川市の誕生をみんなでお祝い
私は、当時自治会長を務めていました。1月17日には、自治会のみんなを集め、菊川市の誕生を祝ったことを覚えています。合併の年は、自治会長として大変な事も多かったですが、今よりコミュニケーションの場が多く仲間たちと集まり楽しんでいました。
この20年間を振り返って
仲間たちと「田んぼアート」を守り続ける
長年「観光農業」に携わってきた経験もあり、菊川市誕生後、地域おこしのため「田んぼアート」を企画しました。最初は2色の稲でシンプルに描いたアートですが、18年目となる今では稲も9種類に増え、遠近法を用いるなど進化し続けています。
昔からうちのハウスはみんなの溜まり場で、今でも地元や農家の仲間が集まって雑談や魚釣りをしたり、毎年田んぼアートを開催したりと幸せな日々を過ごしています。これからも、そんな仲間や、これから出会う新しい仲間たちと、菊川市に欠かせない観光資源となった田んぼアートを守っていければと思います。
〜この先も菊川市と〜
菊川市は、多くの人に支えられ、20周年を迎えることができました。
笑顔が溢れ、夢に挑戦できる住みたいまちの実現を目指し、この先も、新しい未来に向かって皆さんと一緒に歩み続けます。