くらし 住み慣れたまちで、あなたらしい生活を 地域包括支援センターが応援します!(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県菊川市
- 広報紙名 : 広報菊川 令和7年8月号
いつまでも、住み慣れたまちで安心して暮らし続けたい。そんな想いを支えるのが「地域包括支援センター」です。介護や健康、暮らしの悩みまで、どこに相談したら良いか迷ったとき、まず頼っていただきたい、地域の相談窓口です。
今回の特集では、その役割や実際に寄せられる声を通して、地域包括支援センターを紹介します。
■こんなこと、悩んでいませんか?
◇体の衰え・物忘れ
・階段の移動がつらくなった
・散歩で息切れするようになった
・忘れっぽくなった
◇友達・集いの場
・同世代の友だちがほしい
・地域の活動の場所が知りたい
◇金銭管理
・お金の管理に自信がない
・最近よく通帳をなくす
・詐欺にあわないか心配
◇介護予防
・将来のために今から介護予防したい
・認知症が進まないか心配
◇家族のこと
・ひとり暮らしの親が心配
・親の物忘れが気になり始めた
・病状の変化や介護度の変化にどう対応すればいいか分からない
◇近所の高齢者のこと
・近所から大きな物音や怒鳴り声が聞こえる
・最近顔を見なくなった高齢者がいるが、ひとり暮らしで心配
■高齢者の暮らしをサポートする相談窓口
地域包括支援センターへご相談ください!
◇けやき窓口
所在地:菊川市半済1865 プラザけやき内
【電話】37-1120
開庁時間:月〜金曜日(祝日を除く)午前8時15分〜午後5時
(水曜は午後7時まで)
◇あかっち窓口
所在地:菊川市赤土1055-1 家庭医療センター(あかっちクリニック)内
【電話】73-1818
開庁時間:月〜金曜日(祝日を除く)午前8時15分〜午後5時
■地域包括支援センターが力になります!
地域包括支援センターは、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できるよう、総合的にサポートする機関です。介護や健康、生活に関することなら、高齢者の皆さんやその家族・親族、地域の方々など、どなたでも相談できます。
困っていること、悩んでいることがありましたら、お気軽に相談ください。地域包括支援センターが、一緒に考え、困りごと解決のためのサポートをします。来所や電話、訪問で対応します。
◇私たち、専門職がチームでサポート!
それぞれの専門性を活かして相互に連携し、相談業務や支援業務にあたります
・主任ケアマネジャー
自分らしく生活するために必要なサービスを調整します。
・社会福祉士
権利擁護(成人後見制度・虐待防止など)に関する相談をお受けします。
・保健師
介護予防や健康、認知症などに関する相談をお受けします。
■センターの役割
1 総合相談支援業務
さまざまな相談や悩みにお応えします
高齢者の皆さんの相談窓口として、「ひとり暮らしで不安がある」「体の衰えを感じてきた」などの介護が必要になる前から、さまざまな相談に対応します。ご家族や近隣の方々からの相談にも応え、情報提供したり、適切なサービスにつなげたりします。
2 介護予防ケアマネジメント業務
高齢者の状態にあった自立支援を行います
要支援と認定された人のケアプランを作成し、介護予防サービスの紹介や支援を行います。また、今後支援や介護が必要となる可能性が高い人が自立した生活を継続できるよう、今の状態にあった健康づくりや介護予防のお手伝いをします。
3 権利擁護業務
高齢者の権利を守ります
安心して日常生活を送れるよう、高齢者の皆さんの権利を守る取組を行います。たとえば、認知症の不安がある方への成年後見制度の紹介や、虐待の早期発見、高齢者をねらう詐欺などを未然に防止できるよう、情報提供を行います。
4 包括的・継続的ケアマネジメント支援業務
地域の連携・協力体制を整えます
高齢者の皆さんを直接支援するケアマネジャーや民生委員と協力し、安心して地域で暮らすことができるようお手伝いします。地域のさまざまな機関・専門家と連携・協力できる体制づくりも行います。
問い合わせ:長寿介護課包括支援係(プラザけやき内)
【電話】37-1120