くらし 国際交流員アノンのあのね

■第19回日米学生交流
サインバイノー(こんにちは)!アノンです。
米国マリーナ市との友好交流が始まり、最初のプロジェクトである学生オンライン交流も、2年目が終了しました。私は交流の中で両国の架け橋として、通訳を務めました。そこで、日本とアメリカの子どもたちの考え方の違いを実感しました。
以前日本に留学していたとき、日本人は世界のどこにも見られない独特な伝統文化や精神性を持っているという印象でした。今回の交流で、日本は教育面でも他国と非常に異なることに気が付きました。
アメリカの子どもたちはとてもオープンで、高い表現力があり、意見を主張していて、幼いころから自己表現の技術を学んでいるようでした。一方、日本の子どもたちはとても礼儀正しく、静かで真面目、相手より目立つことを望まず、たとえ違っていても否定しないように感じました。それは、相手を思う気持ちの表れで、日本にしかない道徳を学ぶ教育のひとつだと思います。
彼らは同年代ですが、お互いの物事に対する考えの差に驚き、趣味や興味が一致していることを喜び、仲良くなっていく姿を見て、とても幸せでした。国境を越えて、友好都市の友だちと仲良くなり、異文化理解を深めている彼らをとても誇りに思います。
それでは、バヤルタィ(さようなら)!

問合せ:協働まちづくり課
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