くらし kawazu-jin 河津人

下田土木事務所
中谷 桐子(なかや きりこ)さん
浜 24歳 
大学生時代まで続けた陸上経験を活かし、市町対抗駅伝では選手団の一員として活躍。自身の体験を通じて、大人も子供もスポーツが続けられる普及活動に関わることを志し、地域の陸上教室などにも参加している。

■河津は私にとって特別な町
浜松市出身の中谷桐子さんは、大学卒業後、静岡県に就職し、静岡県下田土木事務所に配属されたことをきっかけに河津町へやってきました。土地勘もない中、のんびりと落ち着いた第一印象をもった河津に住むことを決めたそうです。友達や家族と離れ、新しい環境の中で生活することはとても大変だったそうです。しかし、市町対抗駅伝の河津町選手団の一員として町民と関わりを持つようになり、中谷さんの生活が変化していきました。自分の居場所が見つかったような気がして河津での生活が楽しくなったと当時を振り返ります。走ることを通じて、町内でさまざまな人と交流を深め今年度は、市町対抗駅伝河津町選手団の主将を務め、町の部5位という過去最高の成績に貢献しました。主将という役目を果たした中谷さんは「とても光栄なこと。町の一員に認められたような気がして、うれしかった」と笑顔で語ってくれました。「論語」の「身近な人を悦ばせれば遠くからも人々がやって来る」という意味を持つ「近悦遠来(きんえつえんらい)」という言葉を大切にしているという中谷さん。その言葉のとおりキラキラとはじける笑顔で、周りの人を明るい気持ちにさせてくれます。そんなチャーミングな中谷さんの更なる活躍に期待です。