くらし 令和7年度 まちの予算
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- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県小山町
- 広報紙名 : 広報おやま 令和7年4月号
令和7年度一般会計予算の総額は、前年度に比べ0・8%増の148億8千万円となりました。また、特別会計予算総額は44億2312万円、公営企業会計である水道事業・下水道事業会計予算の総額は12億5776万円となり、12会計の予算の総額は205億6089万円で、前年度に比べ0・5%の減となっています。
令和7年度 一般会計当初予算 148億8,000万円
◆歳入
自主財源については、町税は46億179万1千円で、前年度と比べて6.1%増の2億6,648万2千円の増収を見込んでいます。企業立地などによる固定資産税の増加を約1億1,900万円見込むとともに、住民税の定額減税が終了したことによる町民税の増加を見込んでいます。またその他税目での増減を勘案しています。
寄附金については、ふるさと納税額を前年度と同額とし、その他事業への寄附金を含め、前年度と比べて1,839万円の増額を見込んでいます。
また依存財源である国庫支出金については、児童手当の拡充、自治体情報システム標準化への対応、参議院議員選挙への対応等の増加により、前年度と比べて2億5,740万円の増額を見込んでいます。さらに県支出金は、農業水産業費補助金など事業完了に伴う減額はあるものの、介護保険の重層的支援体制を整備したことに伴う民生費補助金、誓いの丘改修工事に伴う商工労働費補助金等の増加により、前年度と比べて2,979万2千円の増額を見込んでいます。
◆歳出
補助費等については、小山消防署の建設に伴う広域行政組合への負担金の増などにより、前年度に比べて2億7,272万5千円の増額となっています。
普通建設事業費については、町民プール整備事業、須走地区診療所等整備事業、道の駅ふじおやま改修工事、誓いの丘改修工事、消防施設整備事業など増額となりますが、北郷小学校長寿命化工事の完了による減額に伴い、全体では前年度に比べて1億3,407万4千円の減額となっています。
人件費については、令和7年3月に実施した常勤職員の給与改定並びに令和7年4月に予定している会計年度任用職員の給与改定とALT増員に伴い、前年度に比べて1億7,467万円の増額となっています。
◆用語解説
▽自主財源
市町村が自ら確保できる財源。自主財源が多いほど財政の安定性が高くなります。
▽依存財源
国や県から配分される交付金や支出金です。
▽町税
町民の皆さんや町内に事業所を持つ法人などに納めていただく税金。町民税や固定資産税、軽自動車税などがあります。
▽国庫(県)支出金
町が行う事業に対して国・県から交付されるお金。補助金、負担金など。
▽地方交付税
全国どの市町村に住んでも一定水準の行政サービスが受けられるように、地方自治体の財政力に応じて国から交付されるもの。「普通交付税」と「特別交付税」があります。
▽町債
学校や道路など、世代を超えて利用される施設などの建設費用を世代間で公平に負担するために町が借り入れるお金で、償還が2年以上にわたるもの。
◆公営企業会計とは
水道事業および下水道事業は地方公営企業法という法律によって定められた、特別な会計方法を採用しています。
民間の企業と同じように財務諸表を作成し、経営成績や財政状況を正確に把握します。
問合せ:総務課
【電話】76-6132