くらし 国民健康保険加入の皆さんへ 国民健康保険税の税率を改定します

国民健康保険の制度改革に伴い、国民健康保険は平成30年度から県と市町の共同運営となり、被保険者の負担と受益の公平性を確保すべく保険者として行う国民健康保険事業の統一を目指して、医療費適正化の取り組みや保険料算定方式統一への取り組み等が始まりました。
この制度改革に伴い、町は県に医療費に応じて事業費納付金を納めており、保険料率は納付金を納めることができるように設定する必要がありますが、町では基金や繰越金を活用して納付金を納めるために、本来必要と考えられる保険料率よりも実際の保険料率を低く抑えています。
しかしながら、国民健康保険事業が完全統一されると基金等を活用した保険料率の抑制はできず、保険料水準統一までの期間内に本来必要と考えられる保険料率にまで引き上げなければならないことから、税率改定を行います。

◆税率改定の方針
今回の税率改定の方針は、国や県が進める保険料水準の統一に向けて、県から示される標準保険料率に近づけることを指針とし、単年度赤字の解消と安定運営を図る税率改定です。
町の国民健康保険は、年々増加する一人当たり医療費とそれに呼応する一人当たり事業費納付金が増加していることから、基金等の活用と段階的な改定により急激な税率変動を避けつつも将来に負担を先送りすることのないよう、税総額の引き上げを行います。

◆国民健康保険税の税率などの改定内容

◆税率改定の影響(モデル世帯の国保税)
今回の税率改定では、被保険者世帯の所得の状況により国民健康保険税額が変わらない世帯と増額となる世帯があります。

問合せ:住民課
【電話】76-6100