くらし え~もんみっけ! ~市民レポーターのページ~

市民レポーターの皆さんが、市内のさまざまな場所に出かけて、市民ならではの視点から小牧の魅力や身近な話題について取材した様子を、毎月紹介していくコーナーです!

■木のある暮らしで毎日を豊かに過ごしたい
加工しづらい硬い木や紫色の木など、敬遠されがちで大量に出回らないユニークな木を手に入れ、その木の味わいを何とかして皆に伝えたい…と、本業の家具屋の傍ら奮闘する大和木工所。社長の廣瀬秀太郎さんに話を聞いてきました。

木製品加工から始まり創業70有余年の大和木工所。現在では、木の仕入れ、デザイン、製作、販売までの全ての工程を自社で行い、お客さんのニーズに合わせた特注家具を製作しています。

◇形にしてあげたい
取り扱う材木は主に広葉樹で、その数なんと30種類以上。「くせのある木も形にしてあげたい」と量産ではあまり使われない硬くて加工しにくい木も取り扱います。
木を知り、最大限に生かす「家具屋にしかできない仕事」で木と暮らしに寄り添います。
先日行われた市制70周年記念事業・愛知県植樹祭では四季の森の木から作ったマグネット、カレンダー、ストラップなどの贈呈品を製作。また、こまき産業フェスタでは、料理の皿にも、ディスプレイにもなるお洒落な木製カッテイングボードの配布を行いました。

◇kkyブランド
自分の子どもに作ったことがきっかけで生まれた木製の小物や玩具を「kky」と名付けました。
木目を活かした仕上がりはインテリアにも最適で、小牧市のふるさと納税返礼品にも指定されています。
着色は一切行わず、ドイツ製の安全な天然塗料、国内でのウレタン塗装を施し、木本来の色合いを楽しめるように仕上げています。全ての工程が手作業のため、一度にたくさん作ることはできません。メイドインジャパンへのこだわりを持ち、ひとつひとつ丁寧に作ることでより美しく、より温かみのある唯一無二の製品へと仕上げています。
子どもたちが成長した後、kkyの玩具はその後もインテリアとしていつまでも活躍し続けることができるのです。
「いつかkkyのグッズで、子どもたちが遊び、それを保護者が見守れるような場所を作りたい。そして、このブランドが、デザインを考える人、製作する人、完成品で遊ぶ人、それを見る人等々、全ての人が笑顔で幸せになれるような循環を生み出すことができたら…」と、廣瀬さんの大きくて、温かい思いがいっぱい詰まったkkyです。

◆編集後記
ヤンメイ
目はもちろん、触り心地もよく、わが子が小さかったら与えたい!と思える玩具でした。乳歯ケースは入れ物と蓋を木目が合うように作られていて感動。手間暇かけて作られたものだからこそ魅力的なのですね。

◆今回の取材先
大和木工所
場所:間々原新田203-1
【電話】73-8464

■学びを通して「挨拶」ができるように…将来の新しいコミュニティのために
現在、1万人を越える外国籍の方が小牧に住んでいます。各地域で外国籍の子どもたちに勉強を教えるボランティア活動が行われていますが、今回は、桃花台・大城児童館で毎週土曜日に開かれている日本語学習「手まり塾」に行ってきました。ボランティアで子どもたちに勉強を教える先生たちの話も聞いてきました。

令和元年9月から大城児童館で勉強会を開始しました。子どもの父母の出身国籍はさまざまで、日本で生まれ育っているけど、家庭と地域の文化の違いに戸惑うことも多く、そんな子どもたちの地域や学校での関わりも大切に考えながら、勉強を通じて一緒に学ぶ活動をしています。現在、先生の数は12人。全てボランティアで成り立っています。

◇目標は、あいさつNo.1
手まり塾はこの目標どおり元気なあいさつから始まります。勉強は主に国語を中心に、日本の生活や礼儀なども学びます。
主宰の苅谷敏彦さんは「まずは元気にあいさつができる事が地域との関わりの始まりです」と話します。

◇子どもを思う心が集結
勉強を強要することはしません。子どもが自主性をもってやれるように手助けします。宿題をする子、テスト対策の勉強をする子それぞれです。
教える側は先生未経験の人や元教職員、現役の大学生や日本語を教える勉強をしている人、そして「手まり塾」で勉強をしてきた子などさまざまです。皆さんは、子どもに教えるためタブレットやホワイトボードを用意して独自の工夫をしたり、自分で予習をしたりと、ボランティアの域を越えるような努力をしてくれています。
参加したきっかけは、町内会の人に誘われた、自分が外国籍という人、中には外国籍の親をもち、小、中学校では、まわりと馴染むよう合わせることに生きづらさを感じ、その経験から少しでも何か役に立てないかと考え参加したなどさまざまです。

◇次世代へ繋げたい
子どもたちのペースに合わせ勉強を教えながら、時には日常生活の話を聞いたり、相談にのったりなどのコミュニケーションを取ります。こうしてさまざまな人との関わりを提供する手まり塾。「ここで学んだ子どもたちが成長し、大人になった時、次世代へと繋ぐ新しいコミュニティを広げていけることが理想です」と苅谷さんは未来を語ります。そして、「ボランティアの先生たちの力がなければ、続けることも、繋げていくこともできません。先生たちには本当に感謝しかありません」と、話します。
現在、先生、子どもともに募集をしています。詳細を聞きたい人は、主宰・苅谷さん宛てに連絡してください。

◆編集後記
くうちゃん
子どもたちに話を聞くと楽しい!という声が。勉強も一生懸命取り組んでいて、ボランティアの先生方もそれぞれがとても熱心に教えている姿が印象的でした。文化が多様化する中での取組は重要だなと感じました。

◆今回の取材先
日本語学習「手まり塾」
学習場所:大城児童館(城山3-2-4)
学習日時:毎週土曜日16時〜18時

問合せ:【電話】090-3554-1904
(主宰・苅谷敏彦)