- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県伊勢市
- 広報紙名 : 広報いせ 令和7年10月15日号
8月6日、広島市で開催された平和記念式典に伊勢市から市内10校の中学生代表20人が参加しました。前日には、平和記念公園で千羽鶴の献納や被爆証言講話の受講、資料館などの施設見学を行いました。
式典に参加した中学生の報告と感想を掲載します。
※感想文全文は市のホームページに掲載します。
■桜浜中学校
◇早川 怜花さん
戦争のことは授業やテレビ、動画などを通して大まかには知っていました。しかし、実際に広島平和記念式典に参加をしたり、被爆証言講話を聴いたりして初めて知ることやそこでしか感じられないものがたくさんあり、とても良い経験になりました。
◇奥田 望乃さん
以前の私は、核兵器に対してどこか遠くのこと、昔のことのように考えていました。しかし、私は今、核時代を生きているということを実感し、このままではいけないと気付くことができました。だからこそ、この貴重な経験を無駄にせず、しっかりと周囲にそれらを伝えていきたいと思います。
■五十鈴中学校
◇中野 百華さん
広島では、平和の大切さや戦争と原爆の恐ろしさをしっかり学ぶことができました。戦争によって傷つき、悲しい思いをした人がたくさんいます。そんな人々の思いを忘れず、二度と核の悲劇を起こさないためにも、現地で見て学んできたことを周囲に伝え、平和を大切に思う人が増えるように行動します。
◇吉田 葵さん
私が広島訪問で学んだことは、この世界から核を廃止する必要があることです。当たり前だった日常がたった一つの原子爆弾によって壊された話を聴き、そんな悲劇が二度とおきないように行動していく必要があると思いました。自分ができることを考え、実行します。
■二見中学校
◇藪木 百花さん
当時から残る二つの川と原爆ドームを目の当たりにし、原爆の恐ろしさや悲惨さに心が苦しくなりました。平和な世界を築くため、この広島での経験を次の世代へ伝えていくことが私たちの使命です。このような悲惨な出来事を二度と起こしてはならないと強く思います。
◇宮西 美里さん
平和記念公園の原爆死没者慰霊碑に刻まれた「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」の言葉を見て、戦争という過ちを二度と起こしてはいけないと強く思いました。私たちにできることは、ピースメッセンジャーとして事実を周りの人にしっかり伝え、平和や命の尊さを理解することだと感じています。
■小俣中学校
◇中西 蒼空さん
原爆の子の像に、各学校で作った世界平和や原爆・戦争に対してのそれぞれの思いが込められた千羽鶴を献納しました。献納する場所はたくさんの千羽鶴で埋め尽くされ、国内外からたくさんの人が訪れていました。二度と恐ろしい原爆の悲劇が繰り返されないように願いを込めて、原爆の子の像にある鐘を鳴らしました。
◇島田 梨緒那さん
核兵器の恐ろしさ、戦争の恐ろしさを知っている人が減少してきている今、私たちが多くの人に核兵器がどれだけ残酷なものだったのか、戦争がいかに今ある幸せを奪ってしまうものなのかを伝えていく必要があると思いました。また、核廃絶について考え、行動する必要があると感じました。
問合せ:学校教育課
【電話】22-7883【FAX】23-8641
