子育て 戦後80年 未来へつなぐ平和への誓い~広島平和記念式典参加中学生20人の思い~(2)

■御薗中学校
◇喜多 美緒さん
原爆ドームは、コンクリートや鉄の部分が溶けて曲がっていました。私はその残骸から原爆の悲惨さや平和の大切さを感じました。二度と繰り返さないために、広島で学んだ原爆被害の悲惨さや平和の尊さについて伝えていこうと思いました。

◇山下 陽太さん
被爆者が後世に思いを語り継ぐことを優先したことが、原爆ドームを世界の核兵器廃絶と人類の平和を求める誓いのシンボルにしたのだと思いました。原爆ドームについて学んできたことを、世界の未来に繋げていきたいです。

■倉田山中学校
◇畑中 海紅さん
田中聰司さんは1歳5ヶ月で被爆されました。覚えていることが少ない中、とても詳しくお話してくださいました。被爆当時の混乱や苦痛がとても想像できて、本当に心が痛みました。戦争で失われた命を無駄にしないために、私たち一人ひとりが平和や戦争について後世に伝え続ける必要があると思いました。

◇中村 心咲さん
被爆者の方々の大変さや恐怖などたくさんのことを学びました。被爆された方々が年々少なくなってきているからこそ、これから私たちが平和を守る思いを強く持ち、原子爆弾の恐ろしさや当時のことをできる限り多くの人に伝えていきます。

■厚生中学校
◇城山 なつめさん
平和記念資料館で実際の写真や映像を見たことで、原爆の恐ろしさや残酷さを実感することができました。家族と平和に暮らせることのありがたさを改めて感じました。平和の尊さと核の恐ろしさを、もっとたくさんの人に理解してほしいと思いました。

◇中西 徠貴さん
私が印象に残っているのは亡くなった方々の最後の言葉です。中には、まだ幼い子どもたちの言葉もありました。その情景を思い浮かべると、胸が痛くなりました。戦争を二度と繰り返さないために、私たちがその悲惨さを語り継いでいきたいです。

■伊勢宮川中学校
◇西田 愛珠美さん
式典に参加したことで、平和を願う「ヒロシマの心」をたくさんの人に伝えていきたいです。仲間とともに「平和文化」を広げることが、私たちピースメッセンジャーの使命であり、核兵器のない世界の恒久平和へ向けた一歩であると強く思うようになりました。

◇前田 瑞希さん
原爆投下の時刻、午前8時15分に「平和の鐘」が打ち鳴らされ、学校を代表して亡くなった方への黙祷を行いました。平和記念式典の厳粛な雰囲気から、世界中の多くの人が心から平和を願っているのだと改めて実感しました。

■港中学校
◇森 凪々海さん
広島平和記念式典に参加し、「平和への誓い」を聴いて、行動をためらうのではなく、自分にできる思いやりのある行動が平和につながることを学びました。他人事とせず、学んだことを多くの人に伝えていきたいです。

◇中北 季成さん
式典に参加し、こども代表の小学生が何度も使った「語り継ぐ」「話す」という言葉に心を打たれました。被爆者が少なくなる今、あの悲劇を風化させないためにも、私たちが関心を持ち続け、次の世代へ伝えていく責任があると感じました。

■城田中学校
◇竹内 彩心さん
証言講話を聴いて被爆の実相を学びました。この経験を活かし、戦争の恐ろしさ、平和の大切さをみなさんに伝えていきたいと思います。そして、戦争をなくすために私たちにできることは何かを考え、行動に移していきたいです。

◇藤原 伶壮さん
全国こども平和サミットでは、戦争当時の写真やイラストなどを見ました。テレビだけでは感じられない、戦争当時の様子や恐ろしさを身近に感じました。被爆者の証言を聴き、二度と戦争を起こしてはいけないという思いを強く感じました。

問合せ:学校教育課
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