- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県桑名市
- 広報紙名 : 広報くわな 令和7年7月1日号
「みんなで食べるごはんの楽しさ」子どもが一人でも行けて無料または低料金で食事ができる「こども食堂」。
孤食の解消のみならず、地域交流の場としての役割も果たしています。
今回は、こども食堂の運営に携(たずさ)わる人たちにお話を伺いました。
◆「子どものために何かしたい」という気持ちを持って、市内14団体が活動中!
市内では現在、左表の14団体がこども食堂を運営しています。「子どもだけでも気軽に食事ができる場所」として全国に広がっていますが、「桑名市では必ずしも食事が必須ではなく、子どものためならどんな活動でも自由」と話す、市子ども総合センター長の牧戸さん。食事や遊び以外にも、学習支援や文化体験教室、子どもからの相談などを行っている団体もあります。
こども食堂は「子どものために何かしたい」と考えた人が仲間同士で集まり、発足することも多いそう。センター長は「こども食堂は子どもが一人でも通える場所であることが理想。子ども総合センターでは運営方法や運営資金などについても案内しますので、お気軽にご相談ください」と話してくれました。
▽市内のこども食堂
太陽の家桑名こども食堂【電話】87-5169
善西寺おてらこども食堂【電話】22-3372
わくわくフレンズ【電話】090-5022-3223
多度子ども食堂そらと風【電話】090-5004-9118
浄光寺おてらこども食堂【電話】31-4881
七和なかよし食堂【電話】090-6580-7879
学習支援マナ【電話】31-0107
こども食堂いな穂【メール】[email protected]
たけうま地域食堂【電話】050-7116-3762
こども食堂ことり【電話】090-6467-8742
がーこのパントリー【電話】23-0313
こども食堂つどい【電話】090-8543-5780
ダイニングもぐもぐルーム【電話】090-3567-2095
おもちゃ図書館りんごの木【電話】21-7954
◆こども食堂でエンタメ!ごはん+文化体験が、子どもの成長の糧(かて)に
多度地区の小学生を中心に、さまざまな人がやってくる「多度子ども食堂そらと風」は、食事の前にアートや三味線、書道など、文化に触れられる体験教室を開催しています。その理由は「子どものころの経験の積み重ねが、大人になってから思い出されて、人生を豊かにしてくれることもある。その種まきをしたいから」と、林さん。参加するかしないかは、子どもたちの自由です。
体験教室が終わるころにお弁当の配膳が終わり、いよいよごはん。この日は豆ごはんや肉団子のトマト煮など、寄付された食材を使った献立で、栄養バランスも抜群。毎回60~80食程度を準備します。運営ボランティアは「できる時間に、できることを」がモットー。「それ、手伝おうか」と自然に声かけが始まります。地域のコミュニティが自然に生まれる場所になっています。子どもたちはたとえ学年が違っても自然に遊びはじめ、毎月の参加を楽しみにしている子が多いそうです。
▽教えてくれたのは
多度子ども食堂そらと風
代表 林花奈子(かなこ)さん
問合せ:多度子ども食堂そらと風
活動日:毎月第4日曜10:00~14:00(食事は12:00~)
場所:多度町多度1-1-1(多度まちづくり拠点施設3F)
予約方法:公式ラインID:@sorakaze
問合せ:【電話】090-5004-9118
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問合せ:この記事については秘書広報課
(【電話】24-1492【FAX】24-1119)