- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県鳥羽市
- 広報紙名 : 広報とば 令和7年3月1日号
■ソフトバンク株式会社と包括連携協定を締結
1月23日、ソフトバンク株式会社と包括連携協定を締結しました。これは、同社が有するICTなどに関する知見や双方が有する情報やネットワークなどを活用し、市民サービスの一層の向上、行政運営の効率化、地域の活性化を図り、鳥羽市の持続可能なまちづくりを推進するものです。
締結式で中村市長は「私たちだけでは難しいことも、それぞれの知見をあわせることで、DXの取り組みや市民サービスの向上につなげたい」と期待を寄せました。
■株式会社TDGホールディングス協定を締結
2月7日、株式会社TDGホールディングスと「災害時等における宿泊施設等の提供に係る協定書」を締結しました。
この協定により、災害救助法が適用されるような大規模災害が市内で発生した際、株式会社TDGホールディングスが所有する宿泊施設「ロードイン鳥羽」を、避難場所および避難所として利用することができるようになります。体育館などの公共施設の避難所と併用し、高齢者や乳幼児などの配慮が必要なかたに優先利用してもらう予定です。
中村市長は、「今回の協定は観光客や地域のかたにとって非常に心強い」と述べました。
■育てたわかめを販売
2月11日、答志中学校生徒が自ら育てたわかめを鳥羽マルシェで販売し、売上金を能登半島地震・豪雨災害への義援金としました。
これは、鳥羽磯部漁業協同組合の協力を得て種付けから袋詰めまでを生徒らが行い、販売したものです。当日用意された140袋の天日干しわかめは約40分で完売し、参加した生徒は「早く売れて驚き。買ってくれた人たちも気に入ってくれると思う」と話してくれました。
■栄えある受章おめでとうございます
◇旭日双光章
地方自治功労
濱口一利さん(75)(答志町)元鳥羽市議会議員
鳥羽市議会議員に16年間在職され、議長などを歴任し、常に地方自治の第一線で、すぐれた見識と情熱をもって、住民福祉の向上と公共施設の整備充実に貢献されました。
・受章の声
このたび、叙勲の栄を賜り誠にありがとうございました。答志島に生まれ、当然のように漁業に従事しました。転機は漁協の運営委員長に就任した時で、相当の勇気と決断を要しましたが、当時の町内会長、市議会議員とで町の諸問題に一緒になって取り組みました。その後、議員となり4 期務めさせて頂きました。
振り返りますと、漁師、漁協の役員、市議会議員を務める中で、信頼できる仲間と仕事が出来たことが、ここまでの力になったように思います。お世話になった皆様に感謝を申し上げ、お礼の言葉とします。