- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県鳥羽市
- 広報紙名 : 広報とば 令和7年4月1日号
■「鳥羽なかまち会」
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「鳥羽なかまち」は、昭和の時代に鳥羽の台所と呼ばれ、にぎわっていました。今も、どこか懐かしく、気取らない普段の生活そのままの雰囲気の店舗が多く残っています。
江戸時代末から大正時代にかけて、薬屋を営んでいた「鳥羽大庄屋かどや」が国の登録文化財に指定されたことをきっかけに、「鳥羽なかまち」に昔のような賑わいを取り戻そう!と「鳥羽なかまち会」を発足しました。スローガンは、『鳥羽三丁目~四丁目にかけて、鳥羽なかまちの活性化を願い、会員はもとより観光客や市民も、わくわくするような日常空間形成を目的とする!』ことです。各お店を中心に、なかまちの魅力を再発見し、地元のお客さんはもちろん、たくさんのかたにお越しいただきたい…そんな思いで頑張っています。
結成当初、なかまちをもっと知ってもらうことを目標に、今ではすっかり認知されるようになった「なかまちマーケット」の開催や、なかまちマップを作ることなどから始まった活動でしたが、近年では、大学生と連携して空き家のリノベーションを行ったり、移住者への住宅提供をしたり、なかまちで起業を考える人への支援を行うなど、若者や学生、移住者との交流で、新しい風をどんどん取り入れ、広い視野を持って地域活動の輪を拡げています。
古き良き昭和の面影を大切にしながら、進化し続ける「鳥羽なかまち」。更なる新しい風を吹かせるため、赤崎神社近くの旧材木倉庫をカフェandレンタルスペース(Kicca)として只今改修中。なかまちを訪れるかたがたにワクワクしていただける新たな拠点として準備しています。各お店の軒先などに吊るされた「オレンジかまど」の吊り旗もオリジナルにデザインされたものです。訪れるたびに、新たな発見があります。ぜひ、足を運んでみてください。
問合せ:市民課人権・市民交流係
【電話】25-1126