くらし まちのわだい7月号

■6/1 6、7月の毎週土曜日には一般参加者も募集
ーウミガメパトロールを開始ー
町から委嘱を受け、井田海岸などに上陸するアカウミガメの保護活動を行っている紀宝町ウミガメ保護監視員7人(萩野進也(はぎのしんや)さん、西昌志(にしまさし)さん、前地敏久(まえじとしひさ)さん、前地正喜(まえじまさき)さん、前田浩志(まえだひろし)さん、和田泰雄(わだやすお)さん、伊藤柊也(いとうしゅうや)さん)は6月1日、ウミガメパトロールを開始しました。
これはウミガメの上陸や産卵を確認し保護するため、毎年6月から7月にかけて行っているものです。
また、パトロール開始にあわせて、ウミガメ保護監視員とボランティアが協力し、ウミガメの産卵シーズンを迎える井田海岸の清掃活動を行いました。

■5/26 がん撲滅と医療従事者へのエールを込め
ー生命の駅伝でタスキをつなぐー
「第31回生命(いのち)の駅伝」の出発式が5月26日、役場玄関前で行われました。
これはがん研究を支援するための募金活動と、がん研究の重要性の啓発を目的として毎年行われているものです。
出発に先立ち、役場玄関前で萬浪副町長が町民から寄せられた募金を生命の駅伝実行委員会に手渡し、関係者を激励しました。ランナーたちは、がん研究支援、がん検診の受診推進を訴えながら、中継場所であるウミガメ公園まで走りました。

■6/1「まなびの学級」が開講式・開講講座
ー滝沢秀一(たきざわしゅういち)さんが食品ロスをテーマに講演ー
町生涯学習講座「まなびの学級」は令和7年度開講式を6月1日に行い、開講講座としてお笑い芸人であり、ごみ清掃員でもあるマシンガンズの滝沢秀一さんを講師に迎え、「ごみ収集の現場から見た食品ロス」をテーマに講演会を開催しました。
滝沢さんはお笑い芸人でありながら、定収入を得るためにごみ清掃員の仕事を13年間続けられています。そのごみ回収業務をとおして、「ごみ一つひとつに異なるストーリーがある。ごみは生活の縮図」だと説明し、「生ごみの汁気を絞ってごみを出すだけで、水分が減り軽くなったり、燃やす際の燃料を削減できたりするなど、メリットだらけで税金の削減になる」と話していました。
また、ごみを減らすことと食品ロスには密接な関係があることを説明し、「食べないなら捨てればいい」という考えはやめてほしいと話していました。

■5/20 空き家問題解消に向け
ー紀宝町空家等対策協議会を開催ー
町は5月20日、令和7年度第1回紀宝町空家等対策協議会を開催しました。
これは、適切な管理が行われていない空家等が防災、衛生、景観等において、地域住民の生活環境に深刻な影響をおよぼしつつあることから、法律に基づき、幅広い分野で専門的な視点から意見等の聴取を行い、町内における空家等対策の施策を円滑に推進することを目的に開催されたものです。
会議に先立ち、委員の委嘱状交付式が行われ、出席した5人の委員に町長から委嘱状が手渡されました。また、会議では、空き家の対策計画や取り組み状況などの意見交換が行われ、関係機関が連携し、対策を進めていくことの重要性を確認しました。

■6/4・5 働くことの苦労、喜びを学ぶ
ー矢渕中学校が職場体験学習を実施ー
矢渕中学校は、6月3日~5日の3日間、2年生の生徒67名が45か所の町内外の事業所で、職場体験学習を実施しました。
この学習は、普段接することの少ない社会での就労経験を通して働くことの意義を学び、今後の進路選択のために自主性を育むことなどを目的として毎年行っています。
紀宝町役場には、山本女王留愛(やまもとくいーんるう)さんが職場体験学習に訪れ、6月4日と5日には、企画調整課で広報広聴係として、町立図書館や保育所など町内の事業所で職場体験をしている同級生の様子を取材しました。
山本さんは、重い一眼レフカメラをしっかりと持って写真を撮り、緊張しながらも一生懸命インタビューしていました。