くらし ペンリレーNo.233

■チャレンジすることの大切さ
田中 一生さん(井田)

井田総代会つながりで書くことになったペンリレーですが、初めてのため、アナザースカイ的なことを書けばよいのかなと悩みました。
私は、小学3年生から大学生までの14年間、ソフトテニスをやってきました。ラケットを握るきっかけは、姉が先に入部していたこともありましたが、決め手は練習の合間の休憩中に部員全員が日陰で美味しそうに、チューチューを食べている光景に惹かれたことでした。軽い気持ちから始まったことが、14年間も続いたことに自分でも驚いています。
ソフトテニスで数多くのことを学びましたが、その中でも「チャレンジすること」が特に印象的でした。高校時代は、レギュラーに入りたい一心でだれもが嫌がる、監督直々の球出しをする練習に、我一番と率先的に挑戦し猛アピールしました。その甲斐があって、レギュラーに入ることができ、チャレンジのその先の景色がよいものと思えた時期でした。失敗することに対し落胆するのではなく、レベルアップの材料と思い、積み重ねてきた結果だと思ってます。
生まれ育った紀宝町へ帰郷してから約8年になりますが、当初は知り合いも少なかったです。数年前から、どうしたら家族が地域になじめるか、知ってもらえるかを考えていたところ、友人から総代会地区役員のお誘いをいただきました。地域に溶け込むチャンスと思い引き受けることにし、右も左も分からない状況の中でしたが、区長・宮司・総代会役員メンバーの方々が親切にしてくださったお陰で無事2年間の任期を楽しく終えることができました。また地区の方々、役員にも恵まれ行事を滞りなく実施できたことを今でも感謝しています。チャレンジしたからこそ知り合いも増え、交流が生まれてとてもよかったです。これからも地域に、できる限り貢献していけたらと思っています。
今は、自分の前に立ち塞がっている壁に対し、諦めず向かっていきたいと思います。最後に、家族・友人・知人・会社の方々に感謝‼

[PROFILE]
たなか いっせい さん
農業に挑戦し始めた田中さん。「分からないことだらけですが、美味しいミカンを作れるよう楽しくやります!」と話していました。

8月号は井田の下平鈴華(しもだいらすずか)さんです。田中さんからは、「お引き受け、ありがとうございます!友人にも感謝!」