- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県草津市
- 広報紙名 : 広報くさつ 令和7年10月号
■10月は「3R推進月間」、「食品ロス削減月間」です。
昨年の調査で、家庭から出る焼却ごみの中には、減量可能な食品ロスが約9%、リサイクル可能なプラスチック製容器類や古紙類が約21%含まれていました。一人一人が「もったいない」や「ごみを減らそう」という意識を持つことが必要です。資源循環型社会を作るために、日々の生活の中で、できることから始めてみませんか。
■ごみを減らしていくために“3R”に取り組みましょう!
特に2R(Reduce, Reuse)が重要です。
◆1 Reduce〈ごみを減らす〉
・生ごみや食品ロスを減らそう(下記参照)
・長く使えるものを選ぼう
・包装の少ない商品を選ぼう
・マイバッグやマイボトルを持参しよう
・生ごみを堆肥化しよう
◆2 Reuse〈繰り返し使う〉
・壊れたら修理して使おう
・不用品は必要な人に譲ろう
・フリーマーケットやリユースショップを積極的に利用しよう
◎市では「まだ使える状態の良い粗大ごみ」をフリマアプリ「メルカリ」へ出品していますので、ぜひご利用ください。
◆3 Recycle〈もう一度資源として利用する〉
・プラスチックや古紙類をしっかり分別しよう
・各地域で実施されている資源回収活動に参加しよう
・リサイクルされた製品を使おう
■1人1日当たりの家庭系焼却ごみの排出量

家庭系焼却ごみ量は近年減少傾向ですが、中にはまだまだ減量やリサイクルが可能なごみが含まれています。
◆市内の家庭から出る焼却ごみの内訳
◇令和6年
(出典)令和6年度 草津市ごみ組成調査結果

◇令和元年
(出典)令和元年度 草津市ごみ組成調査結果

※端数処理の関係で、合計が100%になりません
■食品ロスとは?
売れ残りや食べ残しなど、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。日本では、年間約464万トン以上の食品ロスが発生し、日本人1人1日当たりで、おにぎり約1個を捨てているのと近い量になります。3010(サンマルイチマル)運動+(プラス)※など、環境や健康に優しい取り組みで食品ロスを減らしましょう。
※宴会開始後30分と終了前10分は自席で食事を楽しむ3010運動を中心とする「食品ロス削減」に「健康づくり」の取り組みを加えた運動
◆生ごみや食品ロスを減らすために
◇生ごみ処理容器や段ボールコンポストの活用
・乾燥や堆肥化により、生ごみを減らすことができます
・市では、生ごみ処理容器の購入補助を行っています
※予算に限りがあります
・段ボールコンポストは、市が事務局を務めるごみ問題を考える草津市民会議で販売(500円)しています
◇3キリ運動
食材を無駄なく購入する「使いキリ」、料理を残さない「食べキリ」、水気を切ってごみを出す「水キリ」の3キリ運動を推進しています。
◇フードドライブ
家庭や職場で使い切れない未使用の食品を、必要とする人たちに寄付する活動にご協力ください。
市社会福祉協議会では、草津フードバンクセンター事業を行っています。
問合せ:資源循環推進課
(馬場町、クリーンセンター1階)
【電話】562-6361
【FAX】566-1694
