くらし 住み慣れた地域で最期まで自分らしく暮らしたいをかなえるために…

■自分らしく暮らす~人生会議をしてみませんか~
人生の最期を本人の希望に沿ったものにしていくための方法として、「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」という取り組みが注目されています。
これは、「もしも」のときに備え、自分の大切にしていることや、どのような医療・介護を望んでいるかについて考え、家族など自分の信頼する人たちと繰り返し話し合い、共有することをいいます。

■守山顔の見える会~在宅療養を支えるための取り組み~
守山野洲医師会と市では、平成25年度から、医療・介護・福祉に携わる専門職が集う学習会「守山顔の見える会」を2ヵ月に1回開催し、在宅療養・在宅看取りが必要な状態になっても、医療・介護・福祉に携わる多職種が専門性を活(い)かし、連携を強化することにより、住み慣れた地域で安心して療養できる環境づくりを進めています。
「守山顔の見える会」では、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、介護支援専門員、介護福祉士、民生委員・児童委員、地域包括支援センターなどが参加し、学習会やグループワークを通して、顔の見える関係づくりに取り組んでいます。

■守山市版エンディングノート新名称「つなぐノート」に決定
守山市版エンディングノートの名称が「つなぐノート」に決定しました。5月1日~31日に守山市版エンディングノートの新名称を募集した結果、計29件の応募がありました。たくさんのご応募ありがとうございました。
応募の中から、在宅医療・介護連携推進協議会において、市内在住の山本悦子(やまもとえつこ)さん応募の「つなぐノート」に決定しました。
この名前には、「子どもや孫などの家族や大切な人に、自分の思いをつなぎ、つながるノートになるように」という思いを込められています。
これからの人生をいきいきと暮らすヒントを見つけるきっかけになるように、「つなぐノート」を通して、家族や大切な人と、自分の人生について語り合ってみませんか。
設置場所:市役所(在宅医療・介護連携サポートセンター)、すこやかセンター、各圏域地域包括支援センター、各地区会館、市立図書館、エルセンター、北公民館、駅前総合案内所 など

■在宅療養・看取りに関する展示と講座
▽展示コーナー
在宅療養を支える多職種の紹介や、看取りなどについてのパネルを展示します。また「つなぐノート」の紹介や関連グッズなども多数展示しますので、ぜひお越しください。
・市立図書館 1階 ギャラリー
日時:11月4日(火)~10日(月)午前9時~午後9時
(初日午後1時から、最終日午後3時まで)
・北部図書館(ミニ展示)
日時:11月1日(土)~10日(月)午前10時~午後6時
(最終日午後3時まで)

▽エンディングノート講座
おうみ在宅クリニック院長・鎌田 泰之(かまだやすゆき)先生より、在宅療養・看取りについて、講義いただきます。また、エンディングノートの書き方についても学べます。
・市立図書館 多目的室
日時:11月5日(水)午後2時~3時30分
・速野会館 多目的室
日時:11月7日(金)午後2時~3時30分
※両日とも同じ内容です。
申込み:10月27日(月)までに電話で上記ヘ。

問合せ:在宅医療・介護連携サポートセンター
【電話・有線電話】581-0340【FAX】581-0203