- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県東近江市
- 広報紙名 : 広報ひがしおうみ 令和7年4月号
■3月1日
華やかな衣装に身を包んで
にんげん雛絵巻まつりが開催
五個荘近江商人屋敷に伝わるひな人形などを展示する「商家に伝わるひな人形めぐり」の開催に合わせて、NIPPONIA五個荘近江商人の町外村宇兵衛邸でひな人形にふんするイベント「にんげん雛絵巻まつり」が開催されました。
豪華な衣装を身にまとった「にんげん雛」が来訪者を迎える全国的にも珍しい催しです。東近江市レインボー大使や一般公募で集まった10人がお雛様やお内裏様、三人官女などにふんして、来訪者を迎えました。
友人とともに応募し、五人囃子にふんした米辻幸夫さん(大阪府)は、「この地域が好きで毎年訪れていて、このまちの役に立ちたいと思って参加しました。衣装を着てうれしくてはしゃいでしまいました」と笑顔で振り返りました。
■2月16日
本市発祥のニュースポーツ
ネットでポンポイ大会が開催
第12回東近江市ネットでポンポイ大会を能登川アリーナで開催しました。
「ネットでポンポイ」は、本市発祥のニュースポーツで、専用のネットを使ってバレーボールのようにボールを相手コートに打ち返す競技です。子どもから大人まで世代を超えて楽しめます。
滋賀県で今年開催される国民スポーツ大会のデモンストレーションスポーツの一つに選ばれており、広くこのスポーツの魅力を発信できる機会として気運が高まっています。
大会には、一般の部22チームとジュニアの部6チームから総勢150人あまりが参加。小学生から80歳代まで幅広い年齢層の参加者が懸命にボールを仲間とつなぎ、汗を流しました。
びわこ学院大学から参加し、見事優勝に輝いた「BGU-B」の竹岡辰朗さんは、「大会には5年ほど出ていますが、初めて優勝できてうれしいです。年齢関係なく楽しめるところがこの競技の魅力。国スポを機に全国の人にやってもらいたい」と声を弾ませました。
■3月9日
初の晴れ舞台 東近江市吹奏楽団
ファーストコンサート
昨年5月に結成された東近江市吹奏楽団のファーストコンサートが八日市文化芸術会館で開催されました。
同楽団は、市内に楽団がなくなったため東近江市地域振興事業団が団員を募集していたもので、現在約40人が活動しています。
コンサートでは、第1部で「五月の風」や「アルヴァマー序曲」など吹奏楽の名曲を演奏。第2部はアンサンブル、第3部ではディズニーメドレーなどが披露されました。観客は音色に耳を澄ませながら、手拍子とともにリズムに体を合わせていました。
親子で訪れていた村田和奏さん(5歳)は、「くまさんが出てきてかわいかった。知ってる曲がたくさんあってうれしかった」と満足そうな表情で答えてくれました。
■2月23日、24日
会場に響き渡る歌声と迫力の演技
東近江創作ミュージカル
東近江創作ミュージカル2024「七人の侍ガールズ」が八日市文化芸術会館で公演されました。
同ミュージカルは、「東近江をもっともっと魅力的な街に!」の願いが込められたアートプロジェクト。
同じことを繰り返す毎日を過ごす掃除好きな主人公の和子が便利屋のことを知り、友人や娘ら7人で「便利屋ワコ」を立ち上げ、自分たちのそれぞれ得意なことをいかし仕事をしています。その中で、商店街の活性化にも取り組み、たくさんの人に勇気を与え幸せにしていく物語です。
出演者らは、5カ月間の稽古の成果を思う存分発揮し、迫力のある演技や高らかな歌声で観客を魅了しました。
市外から訪れた金谷珠希さん(9歳)は、「お友達が出ていたので見に来ました。楽しかったです。バッジも買いました」と、グッズのバッジを見せながら答えてくれました。