- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県東近江市
- 広報紙名 : 広報ひがしおうみ 令和7年10月号
■8月19日
県内初 国直轄ほ場整備がスタート!近畿農政局東近江 農地整備事業所開所
東近江農地整備事業所の開所式が開催され、関係者など約90人が参加しました。
本事業所では、県内初の国直轄ほ場整備事業の実施を目的とし、八日市地区の16集落にまたがる681ヘクタールの農地において、水田の大区画化、農道や用排水施設の整備、スマート農業機械などが導入できる基盤の整備を行います。
開所式で小椋市長は、「農作業の効率化を進めるとともに、高収益作物の生産拡大を図ることによって、もうかる農業、若者が本市でチャレンジしてみようと思える農業を実現できるように全力で取り組んでいきたい」と期待を寄せました。
■8月31日
利用がさらに快適に!
総合運動公園布引体育館がリニューアル
総合運動公園布引体育館がリニューアルし、式典と日本オリンピック委員会の橋本聖子会長や東京五輪競泳で2冠を達成した大橋悠依さんなどをゲストに迎えて国スポ・障スポ開催直前イベントが行われました。また、ダンススタジオBanによる迫力のあるダンスも披露され、会場を盛り上げました。
体育館は、全館にLED照明を導入し、メインアリーナを含む全ての競技エリアに空調を整備するとともにエントランスホールやトイレなどを改修しました。さらに、メインアリーナの床はクッション性のある床材を取り入れ、足腰への負担が軽減されることでより快適にスポーツを楽しめる環境が整いました。
式典には関係者や市民など約300人が参加し、リニューアルした体育館の新たなスタートを祝いました。式典で小椋市長は、「布引体育館から、世界に羽ばたくアスリートが誕生し、市民に愛される拠点となることを期待します」と力強く述べました。
■8月28日
大水車が5年ぶりに稼働
能登川水車とカヌーランド リニューアルオープン
伊庭内湖に面した親水公園「能登川水車とカヌーランド」の整備工事が完了し、竣工式が行われました。
竣工式では、リニューアルされた大水車が初稼働し、関係者約50人が水車の回る雄姿を祝いました。
今回の水車は、令和2年に2代目の水車が老朽化により停止し、地元から再稼働を望む声が多く上がったことから市制20周年を記念して制作されました。木部はヒノキ材を使用しており、大きさは2代目とほぼ同じ直径約12メートルで関西最大級となっています。水車のほかにも水車資料館や屋外トイレを改修しました。
夫婦で訪れていた深田範人さん(長野県)は、「水車は、遠くからでも見えて大きくびっくりしました。長く回り続けてほしいです」と回りだした水車を見上げながら話していました。
■9月6日
12年振りの大凧制作
100畳敷東近江大凧の完成披露
世界凧博物館東近江大凧会館で12年ぶりに制作された100畳敷東近江大凧の完成披露が行われました。
大凧の大きさは、縦11・8メートル、横11・1メートルで、凧に描かれた鶏の絵と、「祝」・「昭和100年」の文字を合わせて、「慶祝 昭和100年」の意味が込められています。
制作日数は22日間で延べ559人が参加しました。
参加日数が特に多かった今宿志穂さん(20回/中学1年生)と安井紗奈さん(18回/中学2年生)には、東近江大凧保存会から記念品としてミニ東近江大凧が送られました。
今宿さんは、「こんな大きな凧作りに参加できてうれしいです。どうか空高く揚がってほしいです」と、また、安井さんは、「毎回作業内容が違ったので、見逃すまいと思い、できるだけ参加しました」と完成した大凧を眺めながら満足気に話していました。