くらし 令和7年度予算の概要(2)

■歳出
歳出の全体像の見方には2つの方法があります。どのような分野にどれだけ使う予定であるかを示した「目的別」で見る見方と、どのような費用(コスト)として使う予定であるかを示した「性質別」で見る見方です。

▽目的別に見た歳出について

※端数処理により歳出合計と異なる場合があります。

教育費については、給食センター厨房改修工事や愛知川図書館長寿命化改修工事、両図書館LED化工事、わたSHIGA輝く国スポ・障スポの本大会開催のための負担金の増等により、総額7億4,857万円増の22億7,799万円となりました。民生費については、児童手当拡充に伴う児童手当、ラポール秦荘いきいきセンター等空調改修工事、けんこうプール等指定管理料の増等により、総額5億4,987万円増の37億5,685万円となりました。総務費については、庁舎等リニューアル事業の完了、三方よしの持続可能な健康寿命延伸プロジェクトの完了による減等により、総額4億7,810万円減の15億2,429万円となりました。土木費については、南門橋撤去工事の完了による南門橋撤去工事委託料の減等により、総額1億8,036万円減の11億5,497万円となりました。

▽性質別で見た歳出について

※端数処理により歳出合計と異なる場合があります。

扶助費については、児童手当の拡充に伴う児童手当、民間保育所への施設給付費の増等により、総額3億2,863万円増の21億713万円を計上しました。人件費については、人事院勧告、地域手当の見直しの増等により、総額2億2,790万円増の21億204万円を計上しました。補助費等については、わたSHIGA輝く国スポ・障スポの本大会開催のための負担金の増等により、総額1億7,894万円増の17億2,417万円を計上しました。普通建設費については、庁舎等リニューアル工事の完了による減少はあるものの、給食センター厨房改修工事や愛知川図書館長寿命化改修工事、両図書館LED化工事、ラポール秦荘いきいきセンター空調改修工事などの公共施設の老朽化による更新工事の増等により、総額7,213万円増の14億7,167万円を計上しました。

■令和7年度の主な事業
▽重点戦略1 次代を担う「ひとづくり」プロジェクト…74,481千円
妊娠・出産・子育てから教育に至るまで切れ目のない支援により、安心してこどもを生み、育てられる環境を整えるとともに、心の豊かさや生きがい、自身の健康などに寄与する社会参加の促進や、“つながり”の構築を推進することで、こどもから高齢者まで幅広い世代が元気に暮らせる「ひとづくり」を進めます。
とりわけ令和7年度は、こどもを真ん中におき、こどもを安心して生み育てる環境整備に加え、系統的なキャリア教育の推進、生涯にわたって必要な生きる力を養う教育に重視し、こどもたちの健全な育成に資する施策に取り組みます。

[主な取組]
・保育士等確保対策事業(拡充)…13,780千円[子ども支援課]
・こども家庭センター設置事業(新規)…18,533千円[子ども支援課、健康推進課]
・子育て支援アプリ開発事業(新規)…506千円[健康推進課]
・学校ICTサポート事業(保護者連絡システムの導入)(新規)…437千円[教育振興課]
・学校ICTサポート事業(中学校コンピュータ教室の機器更新)(新規)…572千円[教育振興課]
・GIGAスクール整備事業(1人1台端末の更新)(拡充)…2,669千円[教育振興課]
・園務デジタル推進事業(幼稚園・保育園)(新規)…7,602千円[教育振興課、つくし保育園]
・あいしょう学びの広場事業(継続)…564千円[生涯学習課]
・子ども読書推進・学校図書館活性化事業(拡充)…12,551千円[図書館]
・地域資源を活かした多様な人材による共創型課題解決プロジェクト(愛着と誇りを醸成していくためのキャリア教育事業)(拡充)…17,267千円[教育委員会、商工観光課]