くらし TOPIC

■夏の研修でアップデート 久御山学園夏季研修会
8月20日、久御山学園夏季研修会を開催し、約100人の町立こども園、小・中学校の教職員が参加しました。今回は「チャレンジ」をテーマに、1学期の授業実践などを振り返り、2学期は更にステップアップできることを目的としました。1つ目の講演は、ALLHEROs(同)代表の中山芳一(なかやまよしかず)さんを講師に、子どもの非認知能力の育て方や学習の際に知識が定着しやすくなる感情の揺さぶり方を学びました。2つ目の講演は、京田辺市立薪小学校の野村幸人(のむらゆきと)教諭を講師に子どもの貧困に対する教職員のアプローチ方法など早期発見・早期対応の重要性を学びました。
久御山学園は、子どもたち1人ひとりが幸福で充実した人生となるよう、一致団結して取り組んでいきます。

■万博から繋がる科学は楽しい! おもしろ科学体験・4次元デジタル宇宙シアター
9月2日、ゆうホールで京都大学と京都府教育委員会との連携事業が開催され、町内の小学校4年生と6年生が参加しました。児童は普段の理科の学習からさらに発展した内容に「オー」「すごーい」と自然と感動の声をあげていました。体験終了後は、「もっとしたかった」「でも○○はどうしてなのかな」といった感想や疑問がでていました。
6月に大阪・関西万博で最先端の技術を体験した児童たちには、今回の体験を通して、より一層、今の生活に先人の知恵と科学の結晶が詰まっていることを知り、自分たちが未来のために何ができるかを考えるきっかけになりました。その種が芽吹いて育ち、大きく花開くことで、久御山町だけでなく、日本や世界の未来に繋がっていくと期待しています。

■こどもの未来魅力化条例検討委員会を開催
ひとり親世帯や就学援助率、不登校児童生徒数の割合が高い久御山町では、これらの課題に教育と福祉が連携し、一体的に取り組んでいく条例案を検討するため、有識者による外部検討委員会を設置し、9月8日に第1回会議を開催しました。
町では子どもの権利が尊重され、家庭環境に左右されることなく、将来に夢や希望を持ち続け、成長していけるよう町全体で支援し、子どもたちの未来が魅力的なものとなるまちづくりをめざしています。
委員は、澤野幸司(さわのこうじ)さん(委員長)、塘利枝(ともりえこ)子さん(副委員長)、村上元良(むらかみもとよし)さん、福阪圭輔(ふくさかけいすけ)さん、丸田富美代(まるたふみよ)さん、寺井恵太郎(てらいけいたろう)さん、薄井志穂(うすいしほ)さん、上野明子(うえのめいこ)さん、岡本泰典(おかもとやすのり)さん、村田礼子(むらたれいこ)さんの10人に委嘱しました。
委員会では、「住民や地域、企業を巻き込んでいけるような条例になればいい」「こども園や学校と福祉との連携強化による対応力向上を」といった意見が出されました。