イベント 〔大阪・関西万博まで100日〕4月13日(日)~10月13日(月) 夢洲で開催(1)

■「夢キタ万博」から「旅」がスタート!
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマにした大阪・関西万博。1月3日で開幕まで、あと100日となります。地元大阪から万博を盛り上げようと、大阪市24区がそれぞれ24区万博を展開。北区でも昨年11月、梅田スカイビルを会場に、子どもたちの夢づくりイベント「夢キタ万博2024」を開催し、2日間で約1万5千人が来場しました。

◇自動運転バスが走る未来は
オープニングセレモニーで、横山英幸大阪市長は万博の輸送を担う自動運転EVバスの展示に触れ、「運転手が乗っていなくても、車線変更も充電もできる運用をめざしています。実現すれば、そんなバスが365日、町中を走る未来が来るかもしれません」などと挨拶しました。
2回目の開催となった夢キタ万博には、前回を上回る数の企業や団体、専門学校などが、子どもたちが様々な職業を体験できるパビリオンを出展しました。寺本譲北区長は「万博で世界中から大阪に多くの人が来られます。今年の夢キタ万博は国際色もプラスしながら進めたい」と話し、コロンビアの花を使ったフラワーアレンジメントや、「カンボジアってどんな国?」などのパビリオンを紹介しました。

◇コロンビアの花を贈呈
セレモニーには、駐日コロンビア共和国大使館のドゥラン臨時代理大使も出席し、同国特産の花を横山市長と寺本区長、大阪・関西万博公式キャラクターのミャクミャクにプレゼントしました。南米で唯一、万博にパビリオンを自ら建設するコロンビア共和国。ドゥラン氏は「この夢キタ万博から万博に向けた旅が始まります。皆さんの夢がコロンビアの花のように咲き誇り、友情の絆が花開く未来を一緒につくっていければ」と話し、「コロンビア館でお待ちしています」と結びました。
続いてステージに上がったのは高等専修学校生のアイドルグループ「SO.ON project(ソーオンプロジェクト)」のメンバーです。大阪・関西万博のオフィシャルテーマソング「この地球(ほし)の続きを」のダンスを披露した後、来場者に振り付けを指導し、ダンスの輪を広げました。

◇「大阪ウィーク」には区民も参加
万博会期中には春・夏・秋の3期にわたり、「祭」をキーワードに万博会場内各所で多彩な催事を展開する「大阪ウィーク」が設けられ、大阪の魅力を世界に向けて発信し、国内外からやってくる人々に堪能してもらいます。北区からも中学校の吹奏楽部など様々な方にご出演いただく予定です。また、万博会場だけでなく北区内でも、北区の魅力を発信できるイベントを「大阪ウィーク」に合わせて企画しています。見るだけでなく、北区民も関わり、参加する万博へ。夢が膨らみます。

「夢キタ万博2024」の様子は2・3面