くらし 市長のいけだDiary

池田市長 瀧澤 智子

子どもは家庭の、地域の、国全体の大切な存在です。多くの方が子どもたちのために奮闘される姿には頭が下がります。本市でもこども家庭庁が掲げる「こどもまんなか社会」の趣旨に賛同し、市役所に子育て応援駐車場の整備や官民連携事業の1つとして五月山公園にベビー用紙おむつの自動販売機を設置しました。
これまでは、子どものために大人ができることという視点で多くの取り組みが行われてきたように思います。今年度は本市こども計画に基づき、子どもたちの声を直接聞き市政に反映したい、との思いから私自身が市内の全ての小学校を訪問する予定です。まずは、池田小学校とほそごう学園に出向き小学生の皆さんに私から市の取り組みについてお話をしました。その後、皆さんにとって身近なテーマだと考えた「遊び場・自然」「公園」「地域イベント」「給食」について話し合ってもらいました。児童の皆さんは元気いっぱいに意見を発表してくれて、とても良い時間になりました。そして、皆さんの声をかなえられるように頑張りますね、とお約束をしました。
市長に就任後、市民の皆さんとの対話を大切にしてきました。5年度の「まちづくりトーク」では各小学校区へ出向き、皆さんと各地域の課題や解決策を考えました。6年度は「市民と市長の懇談会」を開催し、事業の分野ごとの取り組みをお伝えしました。7年度の「いけだの未来を共に育てるワークショップ」では参加された皆さんに職員になった気持ちで事業や予算について考えていただき、素晴らしいアイデアを出していただきました。どの対話の時間も皆さんから貴重なご意見や多くのアイデアをいただきました。そしてすぐに実行できることは即時着手をしてまいりました。
お付き合いいただいたこの市長ダイアリーも与えていただいた任期のラストとなります。少しでも市政の動きや私自身の考えを分かっていただきたいという思いでお届けをしました。「読んでいるよ!」「スクラップして大切にしている」というお声は市長をする上で大きな励みになりました。多くの方に支えられ、共にまちづくりに取り組んだ4年間、本当にありがとうございました。酷暑の折、ご自愛ください。