くらし 【クローズアップ2】今こそ実践したい3R(1)

資源の無駄遣いを減らし、ごみを削減する3Rという取り組みを知っていますか。
今号では、皆さんに実践してほしい3Rの取り組みを紹介します。

●3Rって何?
3Rはごみの量を減らすことを意味するReduce(リデュース)、繰り返し使うReuse(リユース)、資源を再利用するRecycle(リサイクル)の頭文字を取った言葉で、これらの総称を言います。

●Reduceが一番大事
3つの中でも特に重要なのがごみの量を減らすReduceです。ReuseとRecycleは可能な製品が限られていたり、新たにコストが発生したりするので、最も効果が大きいのはReduceです。

▽教えて!簡単にできる3R
・PROFILE
環境と経済をどのように両立していくか研究
京都経済短期大学教授 小島理沙さん
いざ、自分で3Rを実践しようと思っても何をすれば効果的か分からないですよね。
各家庭で簡単に実践できる3Rの取り組みを紹介するので、一つからでも実践してみてください。一人一人の努力が大きな成果につながります。

【1】家で習慣にしてほしい3R
毎日のことなので積み重ねが大きな減量につながります。各家庭で実践してみてください。
「おうちのごみを減らすことで普段のごみ出しも楽に!」

◆洗剤などは詰め替え商品を
洗剤やシャンプーなどは詰め替え可能な製品を買うようにして、容器のごみが減るようにしましょう。価格的にも安く購入できることが多いです。

◆しっかり分別して回収日に捨てよう
市が回収している古紙やビン、缶などだけでなく自治会などの集団回収も活用して資源を無駄にしないよう分別しましょう。

◆コンポストで生ごみを有効活用
近年は一般家庭でも利用できるコンパクトな生ごみ堆肥化容器(コンポスト)が普及しています。できた堆肥はガーデニングや家庭菜園で有効活用。

◆食品ロスダイアリーで捨てた量をスマホに記録
ID:135200
食品を使わず捨ててしまった、食べ残しを捨ててしまった、そんな日に何をどれくらい捨てたか重さを記録。まずは1カ月やってみましょう。余分な買い物などが実感できます。

◆こんな制度も
□集団回収団体奨励金
ID:002044
(要)
再生資源を集団回収する自治会などの団体には、回収量に応じて市から奨励金を交付しています。新たに回収を始める団体は申し込みを。
申込:5/1(木)~6/30(月)にウェブ申込、窓口、ファクス、郵送で

問合せ:資源循環推進課
【電話】669-1886

□生ごみ堆肥化容器購入補助
ID:064613
(要)
購入前に申請し、領収書などを添えて届け出ると市が費用の半額を補助します。
補助:購入費の半分
※上限4,000円。電動は対象外
申込:5/1(木)~来年1/30(金)に窓口、郵送で