- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府守口市
- 広報紙名 : 広報もりぐち 令和7年4月号 No.1543
■青色防犯パトロール隊
青色防犯パトロール隊は、通称「青パト」と呼ばれ、児童の下校時刻を中心に青色回転灯のついた車両を用いてパトロール活動を行っており、市内では藤田・さくら・錦・寺方南・八雲東・佐太の6地域で活動しています。
機動力を生かした広範囲な警戒ができ、人目につきやすく、犯人を寄せ付けないなどの効果があります。
週に3~5回程度と、多い地域ではほぼ毎日活動しています。
◇文部科学大臣表彰を受賞
藤田校区では青パト活動において、警察との連携に加え、地域や市内の学校など多方面と連携し独自性のある活動を行っており、子どもたちの安全で安心な学校教育活動へ貢献しています。昨年度は、「令和6年度学校保健及び学校安全表彰(文部科学大臣表彰)」を受賞されました。
◇市のシティプロモーション動画に出演
さくら地域青色防犯パトロール隊の皆さんに、市のシティプロモーション動画撮影へご協力いただきました。
動画では、普段の防犯活動の様子も交えながら、安全・安心な守口市の魅力が楽しく伝わるような内容となっています。
[Interview]
・寺方南青色パトロール隊
中島(なかじま)代表(写真左)
鈴木(すずき)さん(写真右)
Q.現在はどのように活動されていますか。
A.基本的には下校時間に合わせて活動しており、午後2時30分ごろから見回りを開始しています。
現在は14~15人程度の隊員が在籍しており、平日は2人で巡回するためスケジュールを調整しながらパトロールしています。
7年ほど前から活動しており、現在隊員の平均年齢は75歳程度で、高齢化してきていることが課題ですが、最近では30代の人も入隊されました。
Q.どのようなときにやりがいを感じますか?
A.子どもたちに「おかえり」と声をかけるとあいさつを返してくれたときなどです。
青パトの活動自体は大きく派手なものというわけではないですが、青パトを見かけて今日も活動してくれているな、と子どもたちや地域の皆さんに思っていただくだけでも、防犯意識の向上につながっていると思っています。
Q.地域の皆さんへPRしたいことをお願いします。
A.青パト活動は、必要に応じて曜日などを調整しながら都合を合わせて行っています。また、2人1組でパトロールを行うため、運転免許証がない人や運転が難しい人でも活動していただけますので、「運転できないし…」とちゅうちょされている人がいらっしゃいましたら、一度参加を検討してみてください。
Pick Up! 保護者による声かけ隊
声かけをするとあいさつを返してくれたり、ハイタッチをしてくれる子がいたり、いろいろな子どもたちとのコミュニケーションを通じて、たくさんの元気がもらえます。
■防犯委員会
民警相互の協力のもとに、各種犯罪の予防および青少年の非行化の防止を図り、犯罪の無い明るく住みよいまちづくりを推進することを目的とし、市内では約1,300人の防犯委員が声かけパトロールなどの防犯ボランティア活動を行っています。
◇特殊詐欺被害防止アドバイザー認定講習の受講
守口警察署による特殊詐欺被害防止アドバイザー認定講習が開催され、希望した防犯委員会支部長が受講しました。
防犯相談所の役割も担っている防犯委員として、近年増加傾向にある特殊詐欺に関する地域住民からの相談へ役に立つようにと、積極的な姿勢で学びました。
危機管理室職員も一緒に受講し、現状を学び、安全なまちづくりを目指していくための貴重な機会となりました。
◇歳末夜警活動
歳末警戒期間として、毎年年末に防犯および火災予防を目的として夜警活動を行っています。
また、守口警察署や守口消防署などの関係機関とともに、この活動に向けて決意を新たにする歳末夜警出陣式も実施しています。
◇守口警察と協力し防犯啓発活動
毎月11日の「安全なまちづくりの日」に合わせて守口警察署が実施する防犯イベントに参加しています。昨年度は、防犯啓発物品やチラシ、ひったくり防止カバーの配布や、全国地域安全運動のオープニングキャンペーンへの参加など、市民の皆さんの防犯意識の向上に大きく貢献しています。
◇市民まつりでの警備
市民まつり会場内で約60人が警備を行い、市民の皆さんに安全・安心して楽しんでいただくことができました。
[Interview]
・防犯委員会金田支部長
柏原(かしはら)さん
Q.普段はどのような活動をされていますか?
A.歳末だけではなく、毎月1回午後9時~9時30分の間で、夜警活動を行っています。
Q.どのくらいの人数で活動されていますか。
A.だいたい3~6人で活動しています。
都合がつく人が集合して、集合時間に人数が集まり次第開始とし、雨天時の取り決めもあることから、特に連絡を取らなくても良いような運用にしています。
Q.支部や地区独自での活動はどのようなものがありますか?
A.定例的なもの以外だと地域のイベントごとに警備を行うこともあります。
例えば今までであれば、子どもみこしでの事故を防ぐための見守りや、金田小学校内で開催されたサマーフェスタ・オータムフェスタ、ハロウィンイベントなどのお祭りや、防災訓練での警備や自転車の整備なども行いました。
また、守口警察署と共に防犯キャンペーンへの参加も行っています。
Q.防犯委員会全体として高齢化が課題である中、金田支部では比較的若年の委員も多いそうですね。どういった理由があるのでしょうか。
A.先ほどの話であったように、各々の都合になるべく合わせられるように時間や連絡を強制しない、ある程度ゆとりを持った運用にしている点が、もしかすると理由の一つかもしれません。
Q.地域の皆さんへPRしたいことをお願いします。
A.委員数も金田校区だけでなく全体的にも減少傾向にあると思いますが、可能な限り都合に合わせた活動となるよう取り組んでいるため、活動への参加を検討いただければと思います。
Pick Up! 安まちアプリとは?
大阪府警察から府内のひったくり情報・不審者情報などの犯罪などの発生情報や、防犯対策情報などをタイムリーに受け取ることができる防犯アプリです。
また、いざというときに近くの人に危険を知らせることのできる痴漢撃退・防犯ブザー機能や、アプリから110番通報が行える機能も搭載されています。
詳細や登録方法については、ホームページをご覧ください。
※詳しくは本紙またはPDF版をご覧ください。
問合せ:危機管理室
【電話】06-6992-1497