くらし まちの話題(2)

■枚方市平和の日記念事業
一人一人が今できることを考える
□2月26日 ひらかた平和フォーラム
小さな一歩でも踏み出して
元競泳日本代表で紛争地域の教育などに取り組む井本直歩子さんが総合文化芸術センター本館で講演しました。競泳の世界大会でゴーグルをしていない紛争地域の選手を見たことがきっかけと話した井本さんは、「まずは平和に関するSNS投稿にいいねを押すだけでもいいので一歩を踏み出すことが大事」と訴えました。参加した中野愛梨さん(14歳)は「相手を思いやるとともに、世界の出来事をもっと知っていきたい」と話しました。

□3月1日 平和の燈火(あかり)
キャンドルに思いを込めて
恒久平和への祈りを込め、市民らがニッペパーク岡東中央で約3000個のキャンドルに火を灯しました。「家々の窓から光があふれる光景の尊さを感じてほしい」と実行委員の学生たちが制作した街並みの展示(下写真)には、じっと見入る人の姿が。交換日記を題材にメッセージキャンドルを描いた桑原璃美さん(11歳・上写真右)は「世界の国同士も、日記でのやりとりを通せば平和を思う気持ちが通じ合うんじゃないかな」と、思いを込めた灯りを見つめていました。

■宴でくつろぐおひな様も登場
鍵屋資料館で和紙のひな人形展
2月26日~3月10日に枚方宿鍵屋資料館で和紙のひな人形展が開かれました。和紙人形作家の故・河本二三子さんが衣装のほか、顔から指先、道具類などに至るまで全て和紙で作り上げたもので、国の登録有形文化財の大広間には七段飾りをはじめ、ひな祭り後のうたげでくつろぐ様子を表現した物語仕立てのユニークなおひな様も。市内から母親と訪れた葛西悠希さん(21歳)は「お顔に目鼻がないのに表情豊か。華やかですね」と見入っていました。

■希望を感じられる美しい字を
書きぞめ日本一の関西創価小に市民文化賞
市は3月11日、全国書きぞめ作品展覧会小学校の部で団体優勝した関西創価小学校(東中振2)に市民文化賞を贈呈しました。同校は同展覧会で17回目の全国優勝で、市民文化賞の受賞は10回目。個人でも府教育委員会賞を受賞した6年生の福田幸恵さん(写真中央)は、毛筆で美しい字を書くため利き手とは逆の右手で鍛錬し書き上げた作品を手に「周りの人に希望を持ってもらえるような字を中学校でも書き続けたい」と笑顔で語りました。

■枚方から全国・世界のトップに
輝くアスリートたちに市民スポーツ賞
市は2月27日、世界大会や全国大会で優勝した12人と1団体、パリ2024オリンピック競技大会でバレーボール男子日本代表として7位に入賞した大阪ブルテオンの山内選手・西田選手・山本選手・大塚選手(当時)の4人へ市民スポーツ賞を授与しました。市長の祝福の言葉に一様に緊張した表情もほぐれ、それぞれの競技の魅力や上達する楽しさを笑顔で紹介。全国高等学校総合体育大会陸上競技大会男子100mで優勝した西岡尚輝さんは「けがを乗り越えて一年越しに挑んだ最後の大会。仲間の応援が大きな力となった」と話し、全国少年少女レスリング選手権大会4年生女子の部24kg級で優勝した松井統子さんは「これからもいっぱい練習してポイントを取られずに優勝したい」と新たな目標を掲げました。

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