くらし [ハチオシ!]令和7年度 市政運営方針(1)

■~すべての市民に光があたり、選ばれるまち、住み続けたいまち八尾~
令和7年度(2025年度)においては、「2025年大阪・関西万博」「子ども・子育て」「安全・安心・環境」「健康・福祉」「魅力・活力」の5つを市政運営の重要ポイントとし、物価高騰の影響を受ける市民生活への支援を行います。

◆5つの重要ポイント
[1]2025年大阪・関西万博
[2]子ども・子育て
[3]安全・安心・環境
[4]健康・福祉
[5]魅力・活力


4月13日(日)にいよいよ万博が開幕!本市の出展予定はP5をチェック!

■クイズやおQ
万博会場の最寄り駅は、Osaka Metroの何という駅?
ヒントはP4、答えはP5をチェック!

◇本市のPRキービジュアルが完成!作品を手掛けた徳 治昭さんの想い
八尾市の地図をやぐらに見立て、河内音頭をやってしまおう!という発想から生まれた作品です。八尾の名産や名所、人物を盛り込み、誰かに話したくなるビジュアルをめざしました。
河内木綿は、実際の布を貼り付けたコラージュになっています。今回の万博を通じて大阪の街全体の進化を見届けたいですし、八尾の文化の魅力がもっと周知され、新しい文化・芸術が生まれる環境になったらうれしいです。


作品は3月26日(水)から徳治昭童画館(北本町2-1 ペントプラザ102)で展示されます!開館時間などの詳細はこちら
※二次元コードは本紙参照

※「徳 治昭さん」の「徳」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

■令和7年度 市政運営方針 5つの重要ポイント
[1]2025年大阪・関西万博
▽万博開催を活かしたまちの活性化の推進
八尾の魅力ある地域資源を世界に発信し、八尾の成長と発展につながるよう、博覧会協会などと連携し、万博への参画・参加の各種取り組みを実施します。また、子どもたちが世界との交流や発表、そして、万博会場で未来社会を実際に体験し、驚きや発見を通じて将来への夢が広がるよう、大阪府などと連携した取り組みを進めます。

▽「健康寿命推定アプリ(特許出願中)」の体験展示
万博会場のうち、未来の暮らしが体験できる「フューチャーライフエクスペリエンス」での研究発表を通じ、市民の健康増進に役立つ健康寿命延伸応援ツールの普及を図り、市民一人ひとりの健康づくりにつなげます。

▽「ものづくりのまち八尾」のブランド確立に向けた取り組みの推進
「OPEN FACTORY CITY YAO」をスローガンにした、自治体唯一となる大阪ヘルスケアパビリオンでの出展を通じて、ものづくりのまちとしての独自性、面白さを国内外へ広く発信するとともに、ビジネス機会創出支援やブランディング支援を実践するなど、地域産業の成長につなげます。

▽芸術文化に触れる機会の創出
本市の地域資源の魅力や芸術文化の取り組みを国内外に伝え、本市への誘客につなげるため、本市にゆかりがあり日本の伝統芸能である高安能や河内音頭をはじめとするさまざまなコンテンツを万博会場で披露するとともに、万博ミニフェスとして市内各地でまちかどライブクリエイションなどを実施します。

▽体験型観光コンテンツを活用したにぎわいの創出
万博来場者の本市への誘客を図るため、体験型観光コンテンツを活用するとともに、やお観光創造アンバサダーなどによる若者目線の新たな観光資源の創出を進めます。また、「空飛ぶクルマ」を身近に感じてもらう取り組みを市内で展開するとともに、八尾商工会議所などと連携し、八尾空港の魅力発信の取り組みを進めます。

[2]子ども・子育て
▽小・中学校給食費の無償化を1年間延長

▽こども誰でも通園制度をスタート
すべての子どもの育ちを応援し、すべての子育て家庭の多様な働き方やライフスタイルにかかわらない形での支援を充実するため、就労要件を問わずに、月一定時間までの利用可能枠の中で柔軟に利用できる新たな通園制度をスタートします。

▽放課後の子どもの新たな居場所づくりの推進
希望する児童が自分の意志で自由に遊び、学ぶことができる放課後などの安全な居場所をつくるため、学校施設の一部を開放し、指導員が見守りや声掛けを行う「スクールキッズ・スクエア」の取り組みを試行実施します。

▽困難な状況にある子どもや子育て家庭への支援の充実
ヤングケアラーや児童虐待などにより困難な状況にある子どもや、家事・育児などに不安や負担を抱えた子育て家庭への支援の充実を図るため、学校や家以外の居場所づくりや、学習支援・食事提供など、子どもや保護者への相談支援などを実施します。また、児童虐待などの早期予防の観点から、親子関係をうまく築けないといった悩みに対応するためのプログラムの提供を開始します。

▽不登校児童生徒への支援の充実
児童生徒の個々の状況に応じた支援に向け、校内教育支援ルームやオンライン学習、コミュニケーション活動の支援を行うとともに、フリースクールや地域などとも連携した対策を進めます。また、関係機関と連携した非認知能力の育成に資する取り組みを進め、不登校の未然防止につなげます。

▽非認知能力に着目した家庭教育への支援