- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府熊取町
- 広報紙名 : 広報くまとり 令和7年10月号 〜第893号〜
■熊取と歩む
子どもと一緒に過ごす日々だからこそ、住む町は大切に選びたい。皆さんはどんなきっかけで熊取町を選んだのでしょう?
現在、熊取町で子育て中のご家族に、そのきっかけと実際に暮らして見えてきた熊取町の魅力を語っていただきました。
●『ちょうどいい』が揃った町
堀さんファミリーは、堺市出身の真寿さん、八尾市出身の杏朱さん、禾稜くん、羽珠ちゃん。名前の最後に『ず』がつく4人家族。
真寿さんが一目惚れした眺望では、大阪湾が一望でき、花火を見ることができます。
仕事柄、作業音が近所迷惑になっていないか心配になったことから家探しを始めた真寿さん。たまたま三国ヶ丘駅で『つばさが丘』の広告を見て熊取町へ足を運ぶことになりました。
土地の広さを気に入ったところに予想外の海まで見渡せる『眺望』が加わって、「熊取もいいかも」と思い移住を決意したそうです。
▽熊取の魅力
堀ファミリーが子育てをする中で欠かせないのが保育所やつどいの広場『ぷらっつ』。
一時預かりでも顔を覚えてくれていて「禾稜く~ん!」と声をかけてくれる温かさがありながらも、踏み込みすぎないという心の距離感がちょうど良いそうです。
また、デザイナーである真寿さんにとっては、『オリナスジカン』などの地域密着型のイベントが毎年開催されるところも魅力の一つ。イベントではmhd(マサカズホリデザイン)として出店しながら地域の方と顔を合わせるのが楽しいそうで、同じようなお仕事をされている方には、ぜひオススメしたい町だと語ってくれました。
●第2の家族に出会う場所
松重さんファミリーは、山口県出身の拓也さん、寝屋川市出身の美穂さん、柊志くん、凛ちゃんの4人家族。
保護猫に新しい家族が見つかるまでの間、一時預かりをして人に慣れてもらうボランティア活動を行っています。今預かっているのは、4代目のトラちゃんとレオンちゃんです。
松重夫妻は就職をきっかけに九州・中国地方を転々とした後、社宅のあった熊取町での生活が始まりました。
2人目の子どもが生まれるのを機に一軒家を探し、近隣よりも綺麗で広い中古物件が圧倒的に多い熊取町に住むことを決めました。
何より、『2人の大学時代から仲良しの友達が生まれ育った町が熊取町だった』というおもしろいエピソードも教えてくれました。
▽熊取のためにできること
拓也さんは、休日にNPO法人グリーンパーク熊取で活動されています。
元々アウトドアが好きだったこともあり、「自分の住む町がもっと楽しい場所になれば」という思いから活動を始めました。
職場の人以外のコミュニティがあることがとても心地よいそうで、グリーンパークのメンバーが今では第2のお父さん・お母さんになりました。
野外活動ふれあい広場で開催したキャンプファイヤーでは、子どもたちと一緒にカレーライスを作ったり、軽音部時代の経験を活かしてギターの弾き語りをしたりと、楽しい夏の思い出作りをお手伝いされたそうです。