くらし 今月のトピックスークマのことを知ってくださいー

■身を守るためしっかりと安全対策を
近年、クマの出没が増加しており、どこにいても遭遇する可能性が高くなっています。全国的にクマによる人身事故が社会問題となっており、本市でも今年5月に人身事故が発生しました。
クマが生息している豊岡市で安全に暮らしていくために、安全対策を行ってください。

◇クマの特徴とは
耳:良く聞こえる
頭脳:学習能力が高く、特に食べ物への執着が強い
視力:あまり良くない
嗅覚:犬より鋭い
脚力:時速40km以上で走ることができる
体長:80〜130cm
体重:40〜150kg

◆季節ごとのクマの出没原因と行動
3月ごろ:冬眠から覚めて山中での活動を始める。
4月後半〜:オスがメスを求めて山中の広範囲を移動するため、峠などで目撃される。
5月:
・オスは子グマを攻撃する習性があるため、親子グマがオスからの危険を避けるために安全な集落周辺に出没する。
・クズなどの栄養価の高い植物を食べるため、山際に出没する。
5〜6月:親離れした若いクマが活発に広範囲を移動する。若いクマは人への恐怖心が低いため集落周辺にも出没する。
梅雨時期:
・水浴びのために川の周辺に出没する。
・夜間に昆虫を求め山際に出没する。
7月末〜8月中旬:青い柿を食べに集落に出没する。
秋期:栗や柿などの果樹や山際のドングリを食べるために集落に出没する。(危険度が高い)
※上記は一例です。出没を繰り返す場合、他に原因があり危険な場合もあるので、相談してください。市鳥獣害対策員が対応します。

◆個人や集落でできること
◇出会わないために
・早朝や夕方の薄暗くなる時間には山際での活動を避ける。
・クマ鈴やラジオなど音のするものを携帯する。
・山や人けのない農林道に入る前には大きな音や声を出す。
・夜間に山際を通る必要がある時は懐中電灯で周囲をよく確認する。

◇寄せ付けないために
・田畑や家のまわりにあるやぶなどの潜み場所をなくす。
・納屋などの扉は閉めておく。
・利用しない栗や柿などの木は伐採する。
・生ごみや収穫しない野菜や果物などの誘因物を外に放置しないようにする。
・目撃や痕跡などの情報を市に通報する。

◆市が行っていること
・目撃や痕跡情報などを収集し、危険度を考えてクマの対応を行っています。また、それらの情報を市ホームページ上の「豊岡市クマ目撃マップ」で公開しています。
・出前講座「クマについて知る」による啓発を行っています。
・人とクマがすみ分けできる環境づくりとして、山際のやぶや林などの潜む場所を伐採するバッファーゾーン整備などへの補助を行っています。
・誘因物となる栗や柿など未利用果樹伐採の支援を行っています。
・箱わなによる捕獲や、必要に応じてドラム缶檻(おり)による緊急的な捕獲を行います。
※集落内のクマ誘因物調査や未利用果樹の伐採などの対策については、相談してください。

◆クマに出会ってしまったときは
・威嚇しない。
・脅かすような声を出さない。
・クマとの距離がある場合は様子を見ながらゆっくりその場を離れる。
・他のクマが周囲にいないか、クマの逃げ道をふさいでいないかを確認し、クマの出方をみる。
・クマは自分から逃げるが、もし近寄ってくるようであれば、立木や電柱などを盾にして身を守る。
・万が一、襲われたら、腹ばいになり首を手で守る。

◆くくりわなの設置について
山中にはシカやイノシシを捕獲するために「くくりわな」が仕掛けられていることがあります。
くくりわなが設置されている場所には法律で定められている「標識」が付けられていますので、標識がある所では注意をしてください。
※詳細は本紙をご覧ください。

◆豊岡市クマ目撃マップ
市内の目撃情報・捕獲情報を地図上で見ることができます。

問合せ:農林水産課
【電話】23-1127