子育て 〔Column〕おとなも子どもも食と育つ

■地元の恵みを子どもたちへ
地域で採れたものを使うことで、フードマイレージ(食べ物を運ぶ距離×輸送される食べ物の重さ)が減少し、輸送に必要な燃料の使用量が減るため、環境にも優しいとされています。

◇学校給食で進める地産地消の取り組み
市では、学校給食における食育の一環として、JA兵庫六甲川西営農支援センター協力のもと、「地産地消」の推進に取り組んでいます。地産地消とは、地域で生産された食材を地域で消費することで、地域の農業を支え、新鮮で安全な食を届ける取り組みです。
学校給食では季節に合わせて、市内で採れたタマネギ、トマト、いちじく、里芋、レモン、大根、キャベツなど旬の地場産食材を積極的に使用しています。地元の食材を味わうことで、子どもたちが食への関心を高め、食の大切さを学ぶ機会となっています。
さらに、栄養教諭・調理師などが市内の畑を訪問し、生産者に農作物の育て方の工夫や苦労について聞き「地産地消通信」として各校へ配布し、給食時間の食に関する指導に活用しています。
また、取材内容をもとに作成した動画をみてもらうことで、子どもたちが食材の背景を知る機会にもなっています。これらの取り組みにより、子どもたちの食への関心や理解がより深まっています。
これからも学校給食における地産地消の取り組みを進めながら、子どもたちの「食」と「学び」を支えていきます。

問合せ:給食課
【電話】072-740-1243