- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県多可町
- 広報紙名 : 広報たか 2025年6月号
■ほっと一息つく場所 人が集まる憩いの場
4月にオープンした多可町生涯学習まちづくりプラザ「あすみる」。この施設内に、チャレンジキッチンがあることは知っていますか?
チャレンジキッチンは、将来飲食店を経営したい人、飲食店営業に興味がある人、またすでに起業済みだが、アンテナショップとして利用したい人が、自身のチャレンジの場として利用するキッチンです。現在、チャレンジキッチンで出店されているのは、全員が多可町在住!皆さんそれぞれ、食材などにこだわり、「チャレンジ」を続けています。
▽チャレンジキッチン「レシェンテ」
住所:多可町中区岸上281-17
営業時間:午前10時~午後3時
休業日:年末年始(12月29日~1月3日)
■土曜日 とういファームF.C
中藤ふみ代さん
藤田康弘さん
◆新米農家はじめました
2人は約2年前に多可町に移住し、新米農家として日々奮闘しています。
「家をDIYし、体と地球に優しい野菜作りを目指して自然・有機栽培の農家を始めました。チャレンジキッチンで販売するおやきは、合成着色料を使用せず、素材にこだわっています。ゆくゆくは食材すべてを自分たちで作った物を使って提供していきたいです。」
▽知らない世界への挑戦
人生はチャレンジの連続です。知らない世界に飛び込んでチャレンジするのは、ドキドキ、わくわくでとっても楽しい!
▽オリジナルおやき
・ねぎ肉味噌
・切り干し大根
・あずき
そば粉入りもちもち食感おやき
1度食べたらやみつきに!
■日曜日 きまぐれキッチン ひろ亭
山上千里さん
大貴さん
◆料理好き男飯をお客さんにも
料理好きの大貴さんの趣味で、家族と料理を楽しんでいたという山上さん夫妻。
「いつか店を出したいと思っていたところ、チャレンジキッチンを聞いて、「やってみよう」と思いました。メニューのイエロードッグ、レッドドッグは、たくあんがアクセントのオリジナルソースで、家族も大好きです。ぜひ味わってほしいです。」
▽人生経験を豊かにできる
チャレンジで人生経験の幅が増える。いつか年を重ねたときに、「あんなことあったね」と夫婦で笑い合いたいです!
・イエロードッグ
・お子様カレー
余計なものを入れないシンプルカレーは千里さんの意見を採用!
■月曜日 hoshigarasu
小林奈由夏さん
◆素材や調味料にこだわってます
小林さんは、普段は店舗を構えず、手作りのお弁当を定期便や注文販売で提供しています。
「今回、店舗の販売、カフェにも挑戦しました。お客さんの食べる姿や、カフェでお茶をする姿が新鮮で、楽しいです。メニューの唐揚げ丼は、素材や調味料にこだわり、化学調味料は使わずにシンプルな味付けの唐揚げと、多可町近郊の無農薬野菜を使った和総菜を詰めています。」
▽毎日がチャレンジ
カフェやイベントに参加するなど、毎日がチャレンジの連続です!
・唐揚げ丼
さくさくジューシーな唐揚げがいっぱい♪
■火曜日 麹とひと手間 kokoontua
森安綾さん
◆麹を生活の一部に
森安さんは、麹や調味料、スキンケアのワークショップや麹カフェを出店し、麹の魅力を伝えています。
「料理のこだわりはすべてに『麹』を使用していること。麹って白米だけじゃなくて、玄米、麦などいろんな種類があるんですよ。いろんな麹で作った料理を味わっていただき、知っていただくことで、麹が皆さんの生活の一部になれば嬉しいです。」
▽失敗してもチャレンジ!
なんでもやってみることにしています。何度か失敗もしましたが、『失敗してもなんとかなる!』と、日々チャレンジしています。
・おむすび麹プレート
・キッズランチ
麹のやさしい味と香りに包まれます♡
■水曜日 BAKE×BAKE
藤本聖子さん
◆挑戦することは、やりがいがあふれる
藤本さんは、西脇市のシェアストアでの焼き菓子販売を経て、約1年前に同市内に独立店を開店。多可町から足を運ぶ人も多い、人気の焼き菓子店を営んでいます。
「以前からカフェをしてみたいと思っていました。店舗販売とは違う楽しさがあり、やりがいがあります。あすみるは行きやすいし、図書館もあって、人が集まり、コミュニケーションが生まれる場所。恵まれたこの場所で、これからもいろいろなことに挑戦していきたいです。」
▽「やりたい」がいっぱい!
まだまだ、やりたいことだらけ!
いろいろなことに挑戦して、多可町をどんどん盛り上げていきたいです!
好きなケーキ・ドリンクの『ケーキセット』がおすすめ
甘くて美味しいドーナツやケーキは店内飲食、持ち帰りどちらもOK
■木曜日 スパイス食堂みろく
中野功一さん
◆おいしい=健康
中野さんは多可町に移住し、薬膳スパイスで作るカレー店「スパイス食堂みろく」を営んでいます。
「大阪でイタリアンのシェフをしていましたが、コロナなどがきっかけで移住を決意しました。目指すのは「食の意識」を変え、「食材の力」を知ってもらうこと。おいしいものを食べて健康になってほしい。旬な素材を使い、薬膳・漢方スパイスにこだわった料理を、たくさんの人に食べてもらいたいです。」
▽明るいまちづくりを目指す
多可町は多くの可能性がある町。明るい未来を、田舎から作りたい!
・旬の素材を使ったこだわりパスタ
毎回違う旬なメニューで通いたくなる!
地産地消として自ら狩猟を行いジビエ料理も提供しています
■金曜日 パン工房kiki
上田雅男さん
多詞子さん
◆夢への第一歩を踏み出す
上田さん夫妻は、多詞子さんが大好きなパンを作り、雅男さんと二人三脚で道の駅やイベントなどで販売しています。
「カフェをしたいと夢見ていました。今回の出店は夢の第一歩です。あんこやクリームなどは自家製、野菜も家庭菜園で育てるなど、できるだけ手作りにこだわっています。お客さんに喜んでもらえるように、これからもパンを焼き続けます!」
▽まだまだ夢を追いかけて
カフェや販売を続けて、パン工房kikiのリピーターさんをどんどん増やしたい!
・パンプレート
季節メニューのクロワッサンセットシャキシャキ野菜が最高!
定番のあんバターandたまごマヨ
問合先:生涯学習課
【電話】32-5122