- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県多可町
- 広報紙名 : 広報たか 2025年7月号
■歌や寸劇で「人権」を身近に 人権擁護委員多可部会
「心の中のモヤモヤをどうぞ聞かせてくださいね♪
人権擁護委員多可部会〜♬」
揃いの緑色のベストを身に付け笑顔で歌うのは、人権擁護委員多可部会のメンバーです。
5月にあすみるで開催された「北播人権擁護委員協議会総会」で、多可部会のメンバーが実践発表を行いました。
多可部会では、人権の啓発と町の人たちの人権を守るため、日頃から相談業務や学校園での花植え、人権作文募集やSOSミニレターの取り組みなど、さまざまな活動を行っています。
「いろいろな活動をするんですが、人権擁護委員の存在はまだまだ知らない人が多くて、遠い存在です。でも、人権はとても大事なものであり、人として幸せに生きていくうえで、絶対に必要なものです。私たちの活動を通して、人権を身近に感じて欲しいです。」
そんな思いから、委員の皆さんは令和5年度に、子どもたちや親子を対象にした人権教室で、歌やゲーム、寸劇などに挑戦しました。
「子どもたちは一緒に歌ってくれたり、お父さんお母さんたちもゲームに参加してくださり、とても盛り上がりました。」
寸劇は、「あいさつできるかな」というタイトルで、衣装や小道具も準備し、笑いを交えながら、あいさつすることの大切さを伝えるお話です。3つのショートストーリー仕立てで、委員が体を張って熱演しました。
歌や台本を担当した人権擁護委員の吉川ゆかりさんは「あいさつを通した気持ちの変化、命の大切さや未来への希望、そして人権啓発に興味を持って欲しいという思いを込めて3つの歌を作りました。どの曲も親しみやすく、覚えやすいメロディです。たくさんの人に歌っていただきたいです。」と意気込みます。
多可町の人権擁護委員は、最高に熱い。
※詳しくは、本紙をご覧ください。