- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県太子町
- 広報紙名 : 広報たいし 2025年10月号
秋から冬へと徐々に涼しくなっていき、感染症がはやる季節がやって来ます。
病気にかからないようにするために、免疫力を高めるにはどのようにすればよいのでしょうか。
◆免疫力を上げるポイント
(1)腸内環境を整える
乳酸菌やビフィズス菌は、善玉菌として腸の働きを良くします。また、食物繊維は善玉菌の餌になり、便通も整えます。善玉菌は体内に長く留まれないため、毎日食べることが理想です。
◎善玉菌を多く含む食品:ヨーグルト、納豆、みそなど
◎食物繊維を多く含む食品:きのこ、海藻、いもなど
(2)皮膚や粘膜の代謝を良くする
免疫細胞を作るもととなるたんぱく質、皮膚や粘膜を健康に保つビタミン類は、免疫細胞の強化に必須の栄養素です。
◎たんぱく質を多く含む食品:大豆製品、魚、肉、卵、乳製品など
◎ビタミンAを多く含む食品:緑黄色野菜(ほうれん草、にんじん)など
◎ビタミンEを多く含む食品:ナッツ、魚など
◎ビタミンCを多く含む食品:果物、野菜など
(3)体温を上げる
体温が上がるとリンパ球が増えて活性化し、免疫機能が上がります。体温が低い朝には、温かいスープや飲み物を取りましょう。また、生姜がやネギ、ニンニクなどの香辛料は、血流を促進する作用があります。
主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスの良い食事を規則正しく食べることが基本となりますが、免疫力を高めるためには体を動かす、ストレスをためない、十分に休むことも大切です。
◆《フライパン1つで簡単!包んで蒸すだけ!!》免疫力アップレシピ(レシピ提供:太子町いずみ会)
〇鮭の包み蒸し
<材料>2人分
・鮭…2切れ
・しめじ…1/2パック
・玉ねぎ…1/2個
・にんじん…20g(1cm)
・A 料理酒…大さじ1
・A しょうゆ…大さじ1
・A バター…10g
・水…適量
<作り方>
(1)しめじは石づきを取り、手でほぐす。玉ねぎは5mmの薄切り、にんじんは細めの千切りにする。
(2)クッキングシートを広げ、鮭と(1)をのせる。
(3)Aを入れ、クッキングシートで包む。
(4)大き目のフライパンに(3)を入れ、クッキングシートのねじり目がつからない程度の水を入れてふたをし、弱火で15分ほど加熱する。
※中まで火が通っているか確認する
〇にんじんと卵のサラダ
<材料>2人分
・にんじん…1本
・卵…1個
・B マヨネーズ…大さじ1
・B 塩・こしょう…少々
<作り方>
(1)にんじんをピーラーでスライスする。
(2)クッキングシートを広げ、(1)をのせて包む。
(3)卵と(2)を鮭の包み蒸しと同じフライパンに入れ、同様に15分ほど加熱する。
(4)卵の殻をむいてつぶし、にんじんとBで和える。
