- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県新温泉町
- 広報紙名 : 広報しんおんせん 令和7年4月号 vol.234
■新温泉町出身の皆さん
新温泉町出身の方々をメンバーとした町外の組織には、大阪新温泉町会、新温泉町観光大使、阪神橘友会、関東橘友会があり、これ以外に但馬全体の大阪但馬会、東京但馬会があります。
町長に就任して7年4ヶ月になりますが、会の開催を中止せざるを得なかったコロナ禍の約3年間を除き、ほとんど参加させて頂きました。
■大阪新温泉町会と橘友会
最も会員が多いのは毎年6月に開催される大阪新温泉町会で総会の出席者は66人でした。また、毎年10月に開催される阪神橘友会は総会出席者49人、毎年5月に開催される関東橘友会は総会出席者39人でした。
■観光大使
2月7日、神戸市で「新温泉町観光大使のつどい」を開催し、観光大使62人の内、22人が出席されました。観光大使には新温泉町出身以外の方で、当町と関係の深い方々も特別観光大使としてメンバーになって頂いています。観光大使には京阪神でのイベント協力や、役場が作成した名刺を渡して町のPRなどご尽力頂いています。皆さまにお礼を申し上げます。
■大阪但馬会
2月16日、大阪但馬会が大阪市で開催され49人が出席し、その内新温泉町出身の方は31人(香美町6人・豊岡市2人・朝来市1人・養父市7人)でした。会長が新温泉町対田出身の宮側敏明氏ということもあって、まるで大阪新温泉町会のようでした。
■つながり
故郷を離れ、大阪や東京で生活されている方々との会に参加する目的は、町の現状報告とPRです。出席者の多くが昔の思い出ばなしに花を咲かせます。時々、文具店をやっていた頃の私の両親の昔話が出ると思わず話し込んでしまいます。
このような出会いの場をきっかけに、故郷新温泉町にお迎えし、イベントなど色々な企画を実施して頂きました。例えば、湯村出身の阪本篤さんが演じた加藤文太郎を主人公にした二人芝居「山の声」の公演、浜坂出身の湊順子さんによるタペストリー作品展、諸寄出身の笑福亭大智さんによる上方落語などです。今後も多くの皆さまからこのような企画提案をお願いしたいと思っています。そして、出席された皆さまには「ふるさと納税」にもご協力を頂いています。誠に有難うございます。
故郷を離れて、ご支援、ご協力を頂いている多くの皆さまのご健康とご多幸を心からご祈念申し上げます。
■浜坂高校
私が入学した昭和40年当時は5クラスで約230人でしたが、令和7年度は57人(昨年は72人)が入学予定となっています。浜坂及び夢が丘中学校の卒業生102人の約55%が地元の高校を選択したことになります。
2月28日、浜坂高校の74回目の卒業式が行われ、60人が卒業されました。多くの卒業生が大学、専門学校、就職などで夢をもって町外へ出られます。
浜坂高校から飛び立つ皆さまのご活躍をご祈念申し上げますとともに、将来この町に帰って来られること、前出の出身者の会での再会を期待しています。
新温泉町長 西村銀三
※「こちら町長室」の動画(CATV版)は、動画配信サービスでご覧いただけます。